日曜洋画劇場

映画 三つ数えろ (1946)

これはレイモンド・チャンドラーの小説を映画化したもので主演はハンフリー・ボガードという定番映画である。例によってハンフリー・ボガードが男前で有能な探偵として活躍する。美女が次々に出てきて絡んで行く。何度か命の危険もあったが事件は無事解決す…

映画 我等の町 (1940)

自動車が普及する少し前の時代のアメリカの小さな町について、進行役の男がその生活を解説するという映画である。いかにもウォルト・ディズニー、ヒッチコックの時代らしい実験的な要素がある。 この町が眼を覚ますのは新聞配達、鉄道の音からであり、町は徐…

映画 見知らぬ乗客 (1951)

アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作で交換殺人をテーマにしたものである。主人公のガイはテニスプレーヤーでいたって真面目な青年である。自由奔放な妻との離婚問題を抱えている。上院議員の娘と付き合っていて妻との離婚が成立すれば玉の輿に乗るつも…

映画 三銃士 (1973)

有名なアレクサンドル・デュマの三銃士だが、日曜洋画劇場で放映されたのは1948年の作品でこれではなかった。しかし調べてみるとこれも1982年2月7日に放映されているようだ。観てみると活劇あり、陰謀あり、ロマンスありで退屈する事なく二時間ほどの作品だ…

映画 子鹿物語 (1946)

フロリダの森林を開拓してトウモロコシやタバコを栽培して生計を立てているバクスター一家の物語である。ポツンと一軒家のようなところに住むバクスター家の一人息子のジョディは一人で遊んだり父親の手伝いをしていたが、母親のオーリーは心を閉ざしたよう…

映画 チャンピオン (1949)

無一文の若者がボクシング界に足を踏み入れ、絵に描いたように才能を発揮し、頂点まで登り詰めるという古典的な話である。主人公のカーク・ダグラスの役どころは粗野な感じもするが、女性には気の利いた受け答えもし、衝動的なところもあるが計算づくでもあ…

映画 山河遥かなり (1948)

1946年のドイツにおける米国占領地区に戦災孤児らがぞくぞくと送られて保護される。中には両親と生き別れになりアウシュビッツに収容されていた子供もいた。この映画はチェコの中流家庭の家族がナチスに迫害され、父と娘は殺され生き残った少年と母が長い別…

日曜洋画劇場

2013年までテレビ朝日系列で放映されていた番組だが、いまの状況を鑑みるとこのコロナ時代に復活が望まれる。まあそれはそれとして初期の放映作品を観て行くことにした。すでに5作品を鑑賞しているが探しても見つからないものが結構ある。