映画
蜘蛛巣城(1957)、ヤンヤン 夏の想い出(1999)、スリ(1959)を観た。 一本目は黒澤明監督の戦国もの、二本目はエドワード・ヤン監督の台湾の日常を映した映画、三本目はロベール・ブレッソン監督のリアリズムを追求した作品。 当面はBFI British Film Institute…
映画 アウトレイジ 最終章 (2017)、首(2023)、奇妙なサーカス(2005)を観た。どれも初めて観た映画だがちょとづつ感銘を受けた。 1番目はヤクザの世界での詫びの入れ方の教科書、2番目は良かったけど、あれは秀吉というよりは家康に見えた。3番目は園子…
映画 エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005)、バトル・ロワイアル(2000)、みんな〜やってるか!(1995)を観た。一つめは浅野忠信主演の音楽とパンデミックを結合したストーリーの映画。実際に音楽が演奏される。音楽によって発症が抑えられるという。二つ…
バイオグラフィー ポル・ポト〜カンボジア独裁者(1975)、ジョーカー(2019)、キリング・フィールド(1984)を観た。一番目はクメール・ルージュの蛮行の概要を記したドキュメンタリー、二番目は清水ミチコさん推奨のヘビーな作品、三番目はジャーナリスト…
ダイアモンドは傷つかない(1982)、桐島です(2025)、フラッシュ・ゴードン(1980)を観た。1番目は三石由紀子原作の映画。代ゼミ界隈の青春を描いている。2番目は指名手配のポスターで有名だった桐島聡の再現ドラマ。3番目はややナンセンスだが高評価のSF…
ビルマの竪琴(1956)、真夜中の招待状(1981)、死の棘(1990)を観た。どれも内容が充実していた。真夜中の招待状は登場人物が複雑で所々でWikipediaを参照して確かめた。死の棘はヴィジュアルにねじ式のような味わいがあると思った。
フォーリング・ダウン(1993)、からっ風野郎(1960)、三匹の侍(1964)を観た。どれも味わい深いものがあった。からっ風野郎での三島由紀夫がエスカレーターでもだえ死ぬシーンはどこかで観たことがあるような気がする。
ユージュアル・サスペクツ(1995)、ゲロッパ!(2003)、野獣死すべし(1980)を観た。どれも見応えがあったと思う。前の二作は伏線だらけで2回見ないと理解できない部分があった。野獣死すべしはストレートな構成でわかりやすく劇場向きである。劇中音楽の…
アグネス・キースの同名の著書を映画化したものである。キース夫婦とその子供がイギリス風の優雅な暮らしをしていたサンダカンに、帝国日本軍が侵攻してくる前夜から始まり、占領、収容所送り、解放までが描かれている。 アグネス・キース役にはClaudette Co…
朝やけの詩(1973)、幸せの黄色いハンカチ(1977)、ジョイ・ラック・クラブ(1993)を観た。思うところはあるけれど、書いたら間違っているような気がするので書けない。音楽については論ずるのは不可能だと前々から思っていたが、映画やドラマもそうであ…
小説→新国劇→映画→テレビドラマ→漫画という風にこの物話は国民によく知られた物語の一つであるらしいが、股旅物としてシリーズ化される事はなかった。今回東宝映画版を観た。 美しい映像、はっきり聴き取れる音声でわかるように極めて丁寧に制作された作品で…
Amazonプライムで観た。米国戦時情報局制作のプロパガンダ映画とされる。ビルマから中国への物資補給ルートを日本軍に断たれた英米中国が、インドから中国へのルートを建設しようと奮闘し、ついにStilwell将軍の名を冠した道路が完成するまでの記録である。…
すでに無くなっている昔の娼館とその界隈を映画で再現できるのかとまず驚いた。天草在住の元娼婦を見つけ出して証言してもらうという難題を上手くやってのけたのも素晴らしかったし、東京から来た美人と因襲的な村という対比も鮮やかで、映画の醍醐味が堪能…
気に入っていた映画は豚がぐるぐる回るやつ(豚の報い)ではなくオート三輪が回る方の映画(こちら)だった。サトウキビを絞っているらしい。観るのは2度目だけれも、後半の部分は全く覚えていなかった。 沖縄のカルト的な要素や音楽が散りばめられたかなり…
これも最近ついに観た。クライム物なのにしみじみとした味わいのある評判通りの映画だった。登場人物も魅力的だし、劇中の音楽が本格的で素晴らしい。コッポラは職人肌の名監督だと思う。 マイケル・コルレオーネがシチリアに行き旧友のドン・トマシーノと会…
長大なので敬遠していたがようやく観る事ができた。娯楽大作映画であり歴史愛好家が観て到底満足できるものでは無さそうだが、絵と音楽の力の入れ方には相当なものがある。 コンモドゥス帝(在位180年 - 192年)の話なので、ローマ黄金期の終わり頃であり、…
パルプフィクションみたいな混沌とキリスト教的色合いがある作品であるが、ドラマとしては真面目といえば真面目で、まあ底が浅いと言えるのではないだろうか。批評を見ると概ねそういう論調である。 口の悪い人や、浅はかな人が地獄に落ちてゆくという描写が…
自分のライブラリーから視聴した。今はアマゾンプライムでも観れる。思ったことをつらつら書いてみる。 キリスト教における7つの大罪をモチーフに、サイコパスが連続殺人事件を起こすのである。やる方もやる方だが、刑事も何か悪ノリしている感がある。 老刑…
引き続き伊坂幸太郎原作の映画を鑑賞する。二度目だがほとんど忘れていた。 シリアルキラーっぽい事件が主題のストーリーで、斬新な主張も散りばめられている。分子生物学的な謎解きが前面に出てくるが、よく考えてみると弟さんもコドンについて知ってなけれ…
堺雅人主演のゴールデンスランバーを再視聴した。警察が善人に描かれているテレビドラマを真っ向から否定する、警察巨悪説の映画なので大好きだったのだが、今では禁制品のようになっていたので驚いた。普通に有料ストリームで観ることはできない。 自分のラ…
主演の和泉雅子はもう活発な女子大生という雰囲気で、若大将シリーズに出てくるマドンナより全然良いのである。ベンチャーズ作の『二人の銀座』がこのようなデュエットになった経緯は面白い。予定通りだと若大将が歌っていたかもしれないのである。 姉と作曲…
舟木一夫の歌謡アイドル映画ではあるが、ザ・スパイダースも脇役で登場するので趣旨が混乱気味である。和泉雅子のお嬢さん感がもう出ていて、主人公の農場の若き経営者と東京のボンボン大学生との間で何やら三角関係のようになるが、実際は相思相愛のようだ…
これは主演の和泉雅子が高二くらいの頃の作品で、力作であると言える。内灘闘争が背景にあって、家庭の事情から非行に走ってゆく少女を描いたものでイタリアンリアリズムの作品だという。道とか鉄道員のような感じか。音楽にも黛敏郎を起用するなど、海外勢…
これがどうして激しい河というタイトルなのか理解に苦しむわけだが、主演の高橋英樹は格好良すぎる。トランペッターで外科医というのはなんとも。若い頃の和泉雅子を見るためにアマゾンプライムで見た。 横浜がナイトクラブ、麻薬密売の巣窟みたいに描かれて…
クレイアニメの極北のような作品。1を視聴した。味わいが深い。あれだろうか。神曲のようでもあるし、三使徒が出ているから、ユダもいるはずである。地下の住民は全部理系なのか。地下に降臨したポン太は神として登場し、滅びつつある地上の人類を救うべく、…
CGと声優で作られているSFドラマである。この前見たパディントン(2016)と同じだ。タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密(2011)もそうだったような気がするが俳優を起用しているので作り方がちょっと違うかもしれない。 兵器のデザインも力が入っていると思…
これは左程良い映画だとは思えなかった。豚がぐるぐる回る映画と混同していたかも。登場人物は至って普通の部類の人で、心の奥底もよく露呈するのだが状況に応じてわりと変化する。文芸的であると言えるだろう。 技法的にはロングのカットは上手だし、付随音…
豚の報いではなくカフーを待ちわびてを見てしまった。純朴な主人公を玉山鉄二が演じている。設定のわりには若い頃の沢田研二のようなモテそうなルックスなのである。沖縄の土着的な要素と、現代のリゾート化の風潮が織りなす物語だが、基本的にはラブストー…
これも観直したのだが、冒頭の時計の部分しか記憶になかった。まあこれも好きな映画だが、『豚の報い(1999)』も好きなのでいずれもう一度みようと思う。 この映画は日本のアングラの頂点だと思う。海外での評価は今ひとつだったようだが、だんだん再評価さ…
題名はこれだけれども『2012年アメリカ在外公館襲撃事件』という実話に基づく豪華な再現フィルムのような映画だった。在ベンガジ領事館とCIAがセットになっていて、大使らが手薄な警固で守られているという構図である。 主役は警護にあたった数人の元海兵隊…