ドラマ
中年でバリバリ仕事をする男だが風采は上がらず、現場に現れるとマイペースで容疑者を追い詰め最後は地獄に突き落とすという警部補。そういうコロンボを疑いもせず好意を持って受け入れていた若い頃。この話の初放映は1975年9月14日である。今はどうかという…
陸軍幼年学校の校長ラムフォード大佐が経営難から学校を閉校しようとする理事長を記念式典で爆殺するという物騒なお話である。最初は整備ミスによる事故であると見做されていたがコロンボ警部が登場し現場検証するとこれは殺人事件である事が確定する。その…
母の死の二週間後サブは新しい店の経営者と面談する。秀さんも立ち会っている。4月10日から仙台で働く事に決まった。 4月1日このことが川波で発表される。皆んなエッと驚く。ちょっとこじれているのは女将さんである。分田上の女将の仲介なのが気に入らない…
母の手紙の音声とともに蔵王のロッジで元気に働く母の姿が映し出される。サブは山形に居た。目覚めて窓を開けると雪の蔵王が見える。 兄弟、親戚が祭壇室に集まっている。遺影がありろうそくの火が揺らめいている。死の状況が語られる。母はゴンドラで降りて…
海ちゃんの後遺症は大したことはなく今ではケロッとしている。規則を守らない海ちゃんの事でサブが医者からしぼられる。サブから海ちゃんに言うとどこ吹く風である。 女性の実像におけるこの様な表現は流石に素晴らしいものがある。ジブリのアニメに出てくる…
海ちゃんがガス自殺を図りサブと半妻が朝気付いて救急車を呼ぶ。川波では大原麗子の記事で盛り上がっている。写真には振袖を着た大原麗子の両脇に半妻と利夫が写っている。半妻の母が仲居連中と話している。半妻が昨夜外泊したという。愚痴ではなく嫁の尻に…
タヌ子のアパート。サブが食事を作っている。タヌ子は無事に退院した。そこへタヌ子の兄がやって来る。郷里では暴れん坊だった兄にサブはビビっている。 一方海ちゃんは荒れている。今夜も泥酔して帰ってきた。部屋の前でガチャガチャうるさいので隣人が文句…
サブは新しい店に移れば給料が3倍になっておふくろ様を引き取れるのだが激しく迷っている。タヌ子の事も難しい問題を含んでいる。 おさきさんが店を移るのではという憶測が広がっている。上客から名刺を貰っているという。大原麗子がドラマの宣伝のために川…
サブと政吉がヒソヒソ話をしている。新しい店に二人と仲居のおさきさんが移籍する極秘の計画についてである。今度の日曜日サブが採用テストを兼ねて中川の店を手伝いに行く事になる。 お嬢さんがサブの給料が安いことを気にして上げて貰うよう画策している。…
早朝の市場食堂。政吉が伝票を確認している。牛丼と味噌汁が運ばれて来る。政吉が先輩風を吹かせて割戻金をサブにも分けてやりビールも注文する。サブは割戻金は受け取らなかったがビールは頂いた。 昨日から女将が宮崎に二泊の旅行に出かけているが仲居達に…
日曜がやって来た。サブは冬子お嬢さんとの約束を仮病を使ってキャンセルしタヌ子とのデートに備える。すると海ちゃんがやって来て彼氏と会ってくれと言う。 テレビ出演の件でゴタゴタ揉めている。半妻側がギャラを4万要求した事が問題になっている。サブに…
申告の時期になり女将さんは皆んなに必ず領収書をもらう様お願いしている。半妻さんの母が川波で働く様になった。半ババさんと呼ばれている。それとかすみちゃんが復帰している。何故? 仲居さん達が炬燵に入って星座占いを読み上げている。そこへサブが顔を…
冷え込んだ朝、蒲団に包まって寝ているサブ。目覚まし時計が鳴る。飛び起きて窓を見ると東京は雪景色だった。 午前8時。仲居さん達が次々とやって来る。京浜東北線が止まっているという。渡辺土木の専務の予約が入っている。娘の婚約の席である。会社には60…
海ちゃんがもう三日帰ってこない。サブのアパートに兄から電話がある。おふくろのことで話がありあとで川波に来るという。 朝刊に大手の増田建設が倒産したという記事が載っている。川波にも関連会社の売掛け金が結構あるようだ。女将さんが請求書をあわてて…
枕の寸劇では新年を迎えたサブが餅を焼きながら母に年賀状の返事を書いている。30日まで働いていたので切符も取れず帰れなかったと詫びる。だが兄の年賀状によれば母のボケ具合はひどくなっているらしい。 川波の朝の光景。板前たちが作った御節料理を囲ん…
枕の寸劇。サブと政吉が顔を付き合わせて招待者のリストを作っている。クリスマスイブに店を貸り切って男女7対7のパーティーを開くという。政吉はコインランドリーで知り合ったアイ子を呼ぶつもりである。 奥手の政吉はサブにアイ子への電話を頼む。ところが…
あれから母親のことが頭から離れないサブである。川波の何時もの慌ただしい板場の風景。その夜トラブルが持ち上がる。ヤクザの高級車が店の前に止まっている。客に呼ばれて秀次が座敷に顔を出すと昔の仲間が久しぶりと言う。半分足を洗ったと言うがヤクザで…
海ちゃんが川波で働きだしてからお皿が7枚割れたという。年末になりサブにもボーナスが出る。サブは母に手紙を書きボーナスから三万円送金する。 同伴喫茶に行ってからユミから電話が来るようになる。サブが居留守を使うのでユミは遊びに来て川波の電話から…
この辺まで来ると前略おふくろ様の彼岸が見えて来る。パート1の最終回でサブが想像しているようにかすみちゃんと一緒になり田舎で暮らし子供を持つ。その子供が成長し適齢期になりまた恋愛する。だけど子供は老いた両親が同じように恋愛して一緒になった事な…
頭領が亡くなって一週間後の川波の様子が寸描される。かすみちゃんはまだ休んでいる。忘年会シーズンが忙しさに拍車をかける。致命的なトラブルが起る。宴会予約がダブルブッキングされていたのだ。 その最中お嬢さんの親友のユミからサブにお誘いの電話がか…
昭和38年にあった連続殺人事件を佐木隆三が小説化したものが「復讐するは我にあり」である。この小説は直木賞を受賞するが1978年に映画化されヒットする。本作品はそのまた後に制作されたテレビドラマである。 主人公の役を根津甚八が演じる。まず金に困った…
冒頭の寸劇は秀さんとサブが頭領の家に駆けつけるところから始まる。鳶の連中が駆け回っている。頭領は急に苦しみ出し3時29分に亡くなったという。心臓らしい。かすみちゃんが枕元に座って居た。こちらを振り向く。 サブはかすみちゃんの家でアルバムから写…
冒頭の寸劇はお嬢さんの部屋に女友達が来ていてサブがドリンクを持って行くと云うものだ。女友達の一人がサブに色目を使う。歳を聞かれてサブは明日で28になると答えた。今日のテーマはサブの誕生日である。その後お嬢さんが妬いてプンプンになる。 女将さん…
警察署に連行されたサブはその日は帰してもらい改めて取り調べを受ける事になる。その夜サブは海ちゃんに出て行ってくれないかと切り出した。次の日の早朝魚河岸で秀さんとサブが買い出しをする。お馴染みの課長が訪ねてくる。女将さんが過剰防衛について即…
今日の冒頭の寸劇は海ちゃんが朝食の支度を始め生ゴミを捨てに出た処を住人に見咎められ通報されサブが大家に絞られるというものである。その日の川波では二人の同棲が話題になりサブは同居だと申し開くが何故か女性陣がプンプンしている。厨房でコワモテの…
冒頭の寸劇はサブと海ちゃんの朝食シーンである。海ちゃんは男なら朝刊に目を通すものだと言い始める。しかも英字新聞ならなお良いと言う。朝刊を小脇に抱え出勤するとすれ違う女子高生が振り返るシーンをサブは想像する。 今日はサブの女難がテーマである。…
冒頭の寸劇はサブが埠頭の倉庫のような所へ呼び出され利夫等に囲まれてリンチを受けるという場面である。ナイフが出されいざ切られるという処で眼が覚める。海ちゃんが朝食を作ってくれて二人で食べる。海ちゃんはなんだか新婚気分みたいだがサブは気が気で…
枕の部分でサブが変質者の容疑で取り調べを受けている。濡れ衣だが本署まで連行される。サブは27歳になった。有名料亭「川波」で秀さん、政吉、かすみと一緒に働いている。濡れ衣は晴れたようだが以来サブは変質者と呼ばれるようになった。川波には不登校の…
サブはかすみのサヨナラを年頃の娘によくある陽動作戦とみている。二人が別れたという噂が拡がっている。後輩の正が聞いてくるので蔵王の事を話したら驚いている。これも皆んなに広まってしまうのではないだろうか。 女将と若女将がサブを呼び出して秀さんの…
半妻の結婚式当日。秀さんが仕入れから帰って来る。分田上は半分休業である。女将が大物なので仲人として落語家連盟の理事長が来ている。理事長は恐妻家である。店の裏で鳶の頭領の甚吉が秀さんと話している。分田上を辞めないよう説得している。サブはロッ…