プリアンプ
C3011で再度試したところプリアンプとして成立することがわかった。 特性 これはやや悪いがTASCAM US144ーMkIIで計測すればノイズフロアが10dBくらい 良くなるはずである。 完成写真 しばらくこれを聴いてから改めてパワーアンプ基板を製作する。
High Electron Mobility Transistor 高電子移動度トランジスタ (HEMT)は富士通発の新素子である。マイクロ波の機器に適している。低周波アンプを作るのは少々無謀な気もするが音を聴いてみたい。 この特性図から伝達特性をプロットした。 これはGaAs MES F…
試聴を続けているが、高域に切れ込みもあるし特にノイズが多いという事もない。特性を取り直した。 今回のプリアンプ3部作の中でも優秀な方である。前回測定時の特性が悪かったのは、最大出力を欲張ったのが原因の一つだろう。 完成写真
もう片方のchが出来たので動作を確認後特性を調べる。何故かノイズレベルが高い。 オフセットは優秀。両chDCアンプ化した。 アイドリングは上下で差がある。 SITアンプとFE103solフルレンジで試聴する。すでになかなか良い。エージングすると素晴らしいもの…
HBTとはHeterojunction Bipolar Transistorの略で、シリコンとゲルマニウムでできているトランジスターである。 このような回路になる。 実験ではある程度見込みが立っている。
メインシステムだとHMA9500II が敏感過ぎて接続できなかった。二回失敗して諦めた。K180のSITアンプはうまく接続できた。保護回路も付いているし何よりも安定性が良い。 世界初GaAs MES FET プリアンプ 稼働中の図である。非常に繊細でクリアーな音がしてい…
もう片chのほうも調整できた。アイドリング2.9mA オフセット0.8mVとなっている。 完成写真 明日はメインシステムで試聴しよう。
MES FET は以前ヘッドホンアンプを試作した時のものを用いる。 このようにDIP化したものである。 DC動作だけの回路をまず組んでみる。 二段目まで動作させることができたが、NFBをかけると不安定な感じがする。 このように素子を基板の裏に直付けするように…
GaAs MES FETから始める。 NE76084は耐圧が低いのでオーディオアンプに向いていないが、このような回路を使えば大丈夫である。定数は伝達特性の図から大体のところを導き出した。
この連休は新回路のパワーアンプも出来たし、非常に難しいクラシック曲もスコア化、音源化できたというこれ以上ない有意義なものだった。 牧神の午後への前奏曲 https://youtu.be/OkO6spSIqRQ 本題のパワーアンプは結論から言うとSITアンプに匹敵するとても…
2009年に作って歪率測定用に使っていたプリアンプが高調波歪を出すようになったのでチェックして補修する。 今ではこの様な高調波が出る。これでは測定に使えない。 原因はオペアンプしか考えられないので交換した。 LME49860からSONY CXA4559に交換した…
撤収後はJーFETの選別をしたり直流メカの組み立てなどの工程に入る。難しい所は無い。 東芝の誇るオーディオ用高gmJーFETの2SK170である。ローノイズの高級プリアンプを作るのに必要な石である。 初段差動アンプををこれで構成した。うまくいっている。 二…
このような回路でできるか実験を行なった。うまく行けばプリアンプIII と同じ回路になる。ゲインが揃ってくるので扱いやすい。 後段アンプだけ組んでみたが、出力に信号が現れない。電源を切る瞬間には現れる。正しく組めているが発振している。こういう発振…
トラブルシューティングを行った。症状としては片方のチャンネルの音がスッと消えたという事である。まず電圧増幅段の正常動作を確認した後、終段石が生きているか調べる。 ゲート電圧に対して適正なドレイン電流が現れれば良い。結果は全部生きていた。 組…
メインシステムで音質を三日間確認した。二日目から本領を発揮して、エコーが分解して降り注いだり(At the Speed of soud)、澄んだ高域と力強い低音(Beatles No.5)などの音が確認できた。Dualgate MOS FET のプリアンプとして十分納得できる音である。 …
図面を書き直した。 測定結果 電源変更の効果が表れている。 完成写真 音はこれから聴いて行く。
この段階で特性を調べておく。 これでいいかなと思ったが、電源が弱い事が判明したのでDCーDCコンバーターを3W級のものに変更する。MCW03-05S12のピン配置はこうなっている。わずかな変更で済みそうである。
入手可能なものとしては東芝の3SK291がある。 G2入力の方が良さそうだ。 さらにG1はドレインと直結する。五極管の三極管結合と同じ仕組みである。 こんな風にチップをDIP化する。秋月電子の両面スルーホール基板を活用する。 選別はアンプ基板を利用してVgs…
回路図と基板図を示す。 初段はJーFETの差動アンプで今回は2SK246を採用した。無ければ大抵のもので代替できるだろうと思う。 初段を組み込んだところ 初段の電流値が予定通り1mAになった。 二段目も0.8mAになった。2SJ104を採用した。どちらのFETもIDSSが2…
最初に電源部を完成させる。電源スイッチの動作と、ちゃんと±6Vが現れるかどうかを確認する。 大きい部品の取り付け 基板図通りに銅線を配置して行く。絶縁型DCーDCコンバーターを使うが、5V入力で12Vが現れるものがいくつかある。1W級のMAU108をまず載せて…
今回用意したのはHEN110412Bである。少し高さが高い。 マイクロUSBの電源入力端子から組み立てる。 次に信号入出力端子を取り付ける。アース端子は無くても良いが有ると入出力の区別がつく。 シャーシが完成
主要なコンセプトはモバイルバッテリーが使えるという事なので前回作ったNutube プリアンプ のコンストラクションを踏襲する。 電源スイッチ、ボリューム、マイクロUSB端子をこのように配置する。これ以外には無いというくらい考え抜かれたシャーシ構成であ…
電子工作に戻ることにする。 Dualgate MOS FET プリアンプ III になるが、部品の足りない分はこれから通販で入手する事になる。 回路はこの様なものだが、このまま作ることも可能だし、現在入手可能な部品で再構成することも可能である。まあ両方やってみれ…
回路図と特性を示す。設計どおりのプレート電流が得られている。リプルフィルターを追加した。 補足するとプレート負荷が330kΩで、出力の負荷が49kΩである。 いろんなアンプと組み合わせて楽しんでいる。
プリアンプ III の基板を模様替えしたので、ディスクリートオペアンプが載るようになった。 今のところ問題なく動作している。ハイエンドオーディオはブラックボックスになっていてシェフが秘密に調合した機器の音を聴けと言う雰囲気だが、このプリは自分が…
LH0032を手作りしたものが完成した。 Serial No. 00023~0024 動作確認とオフセット調節 測定も行なった。極めて低歪みである。初段FET(K117と同チップ)のせいかも知れない。 プリアンプ I にはこの様に搭載する。狭い基板を立体的に使う。 音はプリアンプ…
早速ゲルマニウムアンプ基板をプリアンプ I に組み込んだ。DCサーボのおかげで調整なしで済む。 エージングなしでいい音がする。無味無臭であり、あらゆる観点からしてもいい音だ。この癖のなさはDual gate MOSに通じるものがある。これは長く聴いていたい。
Serial No.9〜10 バイポーラー2段直結アンプをプリアンプ I に挿して試聴。特性をみるとわかるがMM、またはMI型カートリッジを使用する。 くぐもった中にもクリアーさがあり、ギターの響き、ボーカルのさ行、やっぱり懐かしさを感じる。1960年代の音だ。
LH0032CGをプリアンプ I に組み込んで試聴する。これはCR型だが後でNFB型も実験する。 音はなかなか感動もので最高とは言えないが、くっきりとした陰影のあるいいものだ。 このような自作のLH0032型オペアンプを計画している。
Dualgate Mos FETを使ったディスクリートオペアンプを作り、プリアンプ I に搭載した。 回路図と基板図を示す。 電流値は書いてないが今までとほぼ同じ。K170がイコライザー用、K30Aがフラットアンプ用になる。 いままでで最高スペックのプリアンプになる。 …