SIT パワーアンプ II (3)

 アイドリングが調整可能になったので、このアンプを利用して2SJ18の伝達特性を調べた。

 似たもの同士をペアにする。かけ離れているとオフセットが調節できなくなる。 1−4、2−3と今回は丁度うまくいった。

 放熱器の温度を監視しながら試聴中

 キース・ジャレットのサンベアコンサートがこんなに良い音で聴けるとは。彼がまだ30代の頃の演奏だ。

探査車組み立て計画(6)

Galaxy RVR Mars Rover kit を組み立てた。電源をオンにしたところ。

 左右にある赤外線送受信機は20cm前方の障害物を検知し、超音波センサーは障害物までの距離を実測する。搭載基板からWi-Fi の電波を出し、コントローラーとなるスマホでログインする仕組みである。さらに車載カメラで画像をスマホに映し出す。このままで偵察に使えそうだ。

 Arduino UNO R3互換基板が搭載されているが、プログラムは書き込み済みなので、すぐ動かせるようになっている。

https://youtu.be/gMHM2GQ-HDM?si=TAcZoDVX0E-lYA9T

SIT パワーアンプ II (2)

回路図と基板図を示す。

 最初のテスト。初段に1.5mAづつ流れている。

 出力段のバイアスの生成を見る。2.4Vくらいになっている。

 バイアスシフト回路が正常に動作しているか見る。MOS FET 5個で14. 3Vなので大丈夫である。外についている基板は電源電圧をコントロールするもので、後で素子の出力特性の測定に利用する。

SIT パワーアンプ II (1)

 トランス電源の良さがわかってきたのでSITアンプをもう一台作る。

 これが今回の元になるSITアンプ。2018年に作ったアンプのシャーシを替えたものである。カプラーを使った回路で作り直す。

 

 昔の回路

 音を聴いてみると大変ナチュラルな感じがする。さすがはSITだ。

 今回は製作にあたってあらかじめパーツを準備してから行う。

 部品のせが終わったが劇的に早くなったわけでもないようだ。10分程度の改善だがパーツの準備にその位はかかっている。

パワーJ-FET パワーアンプII (5)

 音を聴いてみる。事前に32Ω抵抗負荷でオフセットを見る。安定を確かめてからスピーカーを繋ぐ。このアンプは自作のプリを繋ぐと電源の保護回路が働くのでiPodをソースにして聴く。

 前作のJ-FETパワーアンプと同じ音と言って良さそうだ。低音はパワフルで芯があり、高域はふんわり、爽やかである。

 特性

 出力が小さいがちょっと理由は不明。

参考  J-FET パワーアンプ一号機

 こちらは文句なしの特性だ。