2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
電源ノイズを疑っていた私はこのようなリプルフィルターを追加してみた。 真空管アンプの時効果絶大だったという経験がある。 全然効果がなかったのだが、よくよく見ると入力コネクターが両chとも信号とグランドが入れ替わっているのに気がついた。 これを正…
訳者によるまえがきより一部を紹介する。 《この一書の中にはインドやペルシア、アラブ世界などのもろもろの民族の夢と現実、悲しみや喜び、世界観や人生観、信仰や風俗などがなにくれとなく語り出されている。人間性の醜さも美しさも、まことに心おきなく写…
使いこなし編 このようにウィングを開いた格好で聴いている。あまり大声では言えないが閉じると出力に40Vでるからである。他の問題点としてはドリフトが大きく100mVを越えることがあるのでDCサーボの代わりに電解コンデンサーを帰還路に入れてある。またクロ…
本体の電源につないで測定する。 このような結果が得られた。 組み上がったところ。
アンプ基板と放熱器の関係 。4x40x40mmのアルミアングルを10cmにカットしたものを用いた。 メンテナンスし易そうだ。
組み上がった基板をテストする。 アイドリングとオフセットをみる。試行錯誤があったがひとまず安定なレベルになった。 音楽信号も通ったので次はパワーを入れて歪み率を見ることになる。
作業としては石の選別、絶縁シートの作製がある。 このような回路で選別する。 放熱器のアルミ材も用意した。
本書は幕僚だった田辺太一が、職務上外交の事実に通暁している立場にあったことから晩年この書を編するに及んだものである。著者はいわゆる神奈川条約、下田条約について簡潔だが正確に述べた後このように記している。(東洋文庫に収載するにあたって現代文…
調整がほぼ終わった基板 K180はとても扱いやすい石なので完成は目前と言えるだろう。この方式は6C33C-Bでも成功しているくらい作りやすい。 参考
これは2015年に作ったK180 SEPP。各段の電流値を確認した。 このようになっている。 カバンで持ち運べるB1と言えるだろうか。音は素晴らしい。ポップノイズが大きいので。ミューティング回路が必要なようである。 この辺まで進捗した。
TOKINのSIT 2SK180 はヤマハB1 に使われているSIT と同クラスと言われている。作るならB1 なみの電源部と放熱器でなければと思っていたが、パワーアンプ I に組み込めそうなのでやや小ぶりになるがトライしてみる。 基板製作を開始した。 L字型4mm厚アルミア…
ついにGaN FET D級アンプの音を確認する時が来た。載せ換えが終わった基板に定電圧電源をつないで試聴する。 予想を裏切らないD級アンプ最高峰と言っていい音だ。アナログアンプの時と同じく明るめで繊細で柔らかく、低域はエネルギーに満ちていると表現でき…
本書は年代不明の伝奇小説作家ダンディン作とされる『十王子物語』の日本語訳である。物語の内容からダンディンは南インド出身と推測されるという。古典サンスクリット語の散文の作品と位置付けられる。 戦乱の時代、マガダ国の王ラージャハンサと王妃ヴァス…
新基板の歪率を測定した。 旧基板と同じである。音も不明瞭、歪っぽいという特徴がある。 これは電源を定電圧化していなかった事が原因なのだろう。組み込むスペースがないので外部に設けることにした。 回路と基板レイアウト 歪率はこのようになった。音も…
パーツがよく見える段階で左右基板の同一性をチェックする。ここで間違いが見つかることがある。 問題なさそうなのですべてのパーツを取り付ける。 電源を入れてまず10Ω負荷でのオフセットを見る。正常動作と思われる。 音楽信号も通ったので次は歪み測定と…
石の載せ換えが完了してトラブルなく運用されているが、肝心の音が期待したほどではなかった。基板の方に何か問題があるのかもしれないので、疑問を払拭するため新規の基板を製作する。 マルツで購入したキット ただし作るにはトラ技2008年3月号付録のこの小…
終段スイッチング素子の違いによる特性の違いを見る。 まずキット付属のIRFIZ24N これを測定する時、心臓部のIRS2092を壊してしまった。歪率8%くらいの出力で壊れた。ICを交換して歪率2%くらいで測定した。 次にSiC MOS CREE CMF10120に替えたもの 出力を…
かねてより計画していたD級アンプのGaN 化を今回行おうとしている。何回か失敗してるので本当はやりたくないのである。 左がそのキットだが、今回はすでに作ってあるもので行う。MOS FETで快調に動作している。 マークした部分を外して新たに購入したGaN MO…
これは初代駐日本総領事タウンゼント・ハリスの長い伝記である。あまりにも長いので文章を抜粋して味わうだけにする。 《十一章 やもめ暮らしの日本生活 この盛宴のあくる日、ハリスは、マーシー長官へあててながい報告を書いた。それから寺院への引越しをや…
プルーストとアンプ作りからやっと解放された感があるこの頃、こちらの方向へ接近してみるのもいいかも。 詩人の中村稔氏が南千住製作所を語るのもシュールである。
壊れてもいいように5cmフルレンジで動作を確認する。 アイドリングの立ち上がり、安定度に問題はないようだ。それにしても5cmフルレンジから重い低音が出てくるのには驚いた。 メインシステムに入れて音を確認する。これまでで一番低音がしっかりと出る。高…
入力と負荷をつないでサイン波は通ったがアイドリングを上げてゆくと寄生発振のような状態になる。スペクトルが波立って動き回り、アイドリングが激増する。いろいろ対策してみたが50mAなら安定だが80mAから発振する。試しにGT50JR22 の代わりにフェアチャイ…
プルーストはこれまでの追憶をよせ集めるようにしてある結論を導き出している。以下引用文。(吉川一義訳) 《私はいまや元ヴェルデュラン夫人のところでサン=ルー嬢に紹介されようとしている。そのサン=ルー嬢にアルベルチーヌの代役になってくれるよう頼…
ここで腰を据えて白居易(白楽天)(772~846)の詩でも味わってみよう。この文庫の編者は島根大学名誉教授森亮である。 〈別れの歌〉 さわさわと野原に茂った草、 その一歳の栄はひととせで終わる。 でも、野火に焼かれた枯れ草は亡びたのではない。 春風吹…
規定の電圧をかけてアイドリングが増減できるところまで来た。 回路図と基板図を示す。ほぼ金田式だがこのシンプルさは捨てがたい。 次にサイン波が通って、負荷をかけても安定だったらアンプとして完成である。
フォルシュヴィル夫人(オデット)は今はゲルマント公爵の愛人になっている。プルーストはこれについて述べてゆき自分のことにも言及する。以下引用文。(吉川一義訳) 《オデットはそんなふうに幽閉されていることを私には率直に打ち明けたが、それにはさま…