ポケットアンプ

ポケットアンプ13 (1)

2mmピッチ基板の4作目でいよいよSic MOSオールFETアンプである。このように抵抗器が多い。FETは信号を入力するのに抵抗器が必要なのとパワー段の入力が負性抵抗である事が要因となっている。

ポケットアンプ11 (3)

このように組み上がった。アイドリングを監視中。 非常に安定している。 ドリフトは結構大きい。DCサーボを付けたくなる。

ポケットアンプ12 (2)

片ch組み上がったところでテストするとA950が破裂した。いろいろ直すところがありそう。前途多難な予感。

ポケットアンプ12 (1)

2mmピッチの3作目である。このようにサーミスタ対応の4Pターミナルを装備する。下の基板はポケットアンプ11の完成基板である。 最初はUHCーMOSから始めてみる。

ポケットアンプ11 (2)

わりと順調に進んで片chが完成した。 この様な特性となった。どこか改良できるかもしれない。

ポケットアンプ10 (3)

メインシステムに入れて試聴した。たなびく様な繊細な音は確認できた。出力インピーダンスが高めのためバックロードホーンでは低域がややかぶり気味になる。 測定結果

ポケットアンプ11 (1)

2mmピッチだとかなり複雑な回路も組める。このような二段差動回路でも一階建てで余裕を持って組むことができる。 ※これらの図は随時更新されます。

ポケットアンプ10 (2)

普通に作ると強烈に発振するが、今回は何とか安定に動作させることができた。 音は大変素晴らしい。

ポケットアンプ10 (1)

箱庭的な楽しみのポケットアンプである。今度は丁寧に作ってみる。 回路は詳しい説明は略すが高入力インピーダンスのHCA回路である。

ポケットアンプ9 (5)

再び取り掛かる。今度はK1056/J160を試してみる。やっているうちに実体配線図の間違いに気づいたので修正してやっと動作させることができた。 特性はこのようになった。まだまだ改良の余地がある。

ポケットアンプ9 (4)

石の変更は上手くいって調整もできた。両者の特性を取っておく。 gmの大きいK1529の方が歪み特性はやや良いが奇数次歪みが多い。 音を聴いてみるとダイナミックでカラッとした感じである。

ポケットアンプ9 (3)

どうしても挙動が安定しないのでA4という安定したアンプの終段の石をK1529/J200に替えて音だけでも確かめてみようと思う。 この回路をシミュレターで見るとHCAの動作になっている。

ポケットアンプ9 (2)

これからの本命となるミニチュアアンプP9だがこの辺まで来た。コンセプトから言うと上條氏の最後の大型アンプのミニチュア化とも言える。トランスリニアバイアスによるノンスイッチング動作を違う方法で実現しているからである。 まだまだ動作が不安定のよう…

P8への道 (6)

KC8が完成した。若干の抵抗は残したが音質には影響なさそうなものである。 この世のものとは思えない柔らかく濁りがなく爽やかな音が奏でられる。

P8への道 (5)

片chが難なく動作した。基板を二階建てにしている。何処からか曇りのない実に爽やかな音が聴こえてくる。 完成の暁にはどんなものになるだろうか。

P8への道 (4)

線径0.1mmのニクロム線が入手できたのでこのようなものを作った。 140cmで200Ω、105cmで150Ωとなった。 ポケットアンプには入らないのでKC8に搭載する。

ポケットアンプ9 (1)

2.54mmピッチ基板から2mmピッチ基板に変えるともっと複雑な回路が組める。今回はK1529、J200の終段で上條式クロスシャント増幅段を試す。コネクタも2.5mmピッチのXHコネクタから2mmのPHコネクタに変更する。 初期のスケッチはこうである。 この辺まで来た。

ポケットアンプ7 (5)

K1298に替えて基板を点検していると半田付け不良があった。基板と下部の間も絶縁テープで保護してようやく完成した。 これならSicのほうもいけそうである。

ポケットアンプ7 (4)

スピーカーに繋いで起こった事。 片方のスピーカーからブツッという音が出て出力を測ってみると14V出ていた。ダミー抵抗を繋いて調整しようとすると抵抗から煙が出る。出力にスナバーを入れてみる。本格的に発振し始める。またまた抵抗から煙が出る。どこも…

ポケットアンプ6 (4)

低消費電力オペアンプのNJM022を入れて測定した。無信号時の消費電流は0.18mAである。 なかなか良い。TL072でも測り直した。前回のはパソコン入力レベルがまずかった様だ。

P8への道 (4)

両ch完成した。音は申し分ないもの。静かで深みがあり力強さもある。バイポーラの鏡と言えるアンプだ。 後はニクロム線が来たらテストしてみよう。 CRDに抵抗が入っているのではという声に対してはこの様な回路を考えた。 ツェナーダイオードのノイズに対し…

P8への道 (3)

オフセット調整は極小CRDを追加する方式で落ち着いた。0.1mAタイプはバラツキがあるのだ。 オフセット6mVまで追い込めた。 5Wアンプになった。

P8への道 (2)

基本構想はこうである。 まず終段エミッタ抵抗はアイドリングを確かめた後ショートする。帰還抵抗は極細ニクロム線を試してみる。問題はオフセットの調節である。 このようにVbeのバラツキを利用してできるのではと思ったがこれはダメだった。一方のVbeを大…

P8への道 (1)

P8はワイヤーと半導体だけでできたパワーアンプだ。 カッターは二種類用いる。この方が若干効率が良い気がする。 終段はバイポーラである。

ポケットアンプ7 (3)

ヘッドホンで聴いてみると普通では聴けないレベルの音に達していることがわかる。明るくて鮮度が良くダイナミックに鳴る。そして静かである。 スピーカーにつないでからいろいろゴタゴタしているがなんとかなるだろう。

ポケットアンプ7 (2)

片ch組み上がったので測定した。今回もアイドリング調整時の挙動は穏やかで何も起こらなかった。10mAくらいに設定する。 アイドリングを絞っているのでまあこんなものか。好きなだけ流せば低歪みのアンプになるはずである。 TRのコレクタがちゃんと0.5mA吐き…

ポケットアンプ7 (1)

P7について述べてみよう。最近作り始めてだいぶ出来上がっている小型軽量パワーアンプの事である。P1は高密度実装にこだわった本格的なアンプだった。 電源によっては20W出るというアンプである。P7はSic MOS FETをHCA回路でサラッと聴いてみようというアン…

ポケットアンプ6 (3)

出来上がった。オペアンプにはTL072を使う。 調整は上下のドレイン電流をモニターしながら0から10mAまで慎重に増加させるというやり方でいい。ダミーの負荷抵抗は繋いでおく。 この手のアンプは電流食い虫なので測定用プリを考えないといい特性が出ない。後…

ポケットアンプ6 (2)

この回路ではオペアンプの消費電流が重要であり終段エミッタ抵抗が無ければHCAとして動作するという特徴がある。消費電流を実測した。 終段コンプリでエミッタ抵抗なしというのはなかなか無さそうだ。 部品を取り除いたところ。

ポケットアンプ6

ポケットアンプシリーズの六番目。このような回路になる。世界で最もシンプルなアンプの一つになるだろう。 基板のアートワーク Pー5を元に作る。 Pー5は10W出るが熱暴走するので実用にはならなかった。