SIT
アイドリングが調整可能になったので、このアンプを利用して2SJ18の伝達特性を調べた。 似たもの同士をペアにする。かけ離れているとオフセットが調節できなくなる。 1−4、2−3と今回は丁度うまくいった。 放熱器の温度を監視しながら試聴中 キース・ジャレッ…
回路図と基板図を示す。 最初のテスト。初段に1.5mAづつ流れている。 出力段のバイアスの生成を見る。2.4Vくらいになっている。 バイアスシフト回路が正常に動作しているか見る。MOS FET 5個で14. 3Vなので大丈夫である。外についている基板は電源電圧をコン…
実際に運用してみるとDCドリフトが大きいのと、ポップノイズが大きいことがわかったので改良を試みる。 遅延回路とMOS FETの電子リレーを入れる。ACアンプ化の電解コンとショートピンも入れてある。ショートピンは電流メカに戻して電流調整する時に役に立つ。…
うまく動作するところまで来たので、FE103SOLを鳴らしている。 次回作のバイポーラアンプも鳴らしてみる。 次次回作のLM3886アンプも鳴らしてみた。これは昔作ったアンプをタカチHENケースに移植したものである。 これが元のアンプ これらにMOSを加えた四部…
基板が出来上がったので電流メカとしてのテストをする。ようやく合格したので、最終調整を行った。 Rch Lch どちらもアイドリング50mA付近、オフセットも数ミリVに調整できた。
次に同じコンセプトでソニーのVーFET 2SJ18を使ったアンプを作る。電源部を作り、予備実験を重ねてやっとサイン波が通るところまできた。 回路図と基板図を示す。 基板作りの様子
かねてよりハイ落ちで困っていたこのアンプに、いよいよ改良を加えることにした。 定数はこのようになる。 実装はこのようになる。 聴いてみるとSITアンプの良さがフルに発揮され、重量感、繊細さが出るようになった。柔らかい感じもある。半導体アンプの最…
先ほどのアンプにK60を載せて特性を調べた。 参考 ノイズフロアが違うのは測定系のSN比の違いだと思う。単純に比べても純SITアンプの素性の良さがわかる。
続きを行なった。背面パネルの様子。 保護回路は背面パネルに取り付ける。 完成に近づいたところで動作のチェックを行う。 電圧は正常。 アイドリング、オフセットは正常。 こちらも正常。 シャットオフテストではLEDが点灯しなかったので基板を外してチェッ…
作り始めてみた。今回はコストを抑えるためシルバーを選んだ。 梱包の中身。 キット感がある。 最初にこの位置に大きめの穴をあける。これでヒートシンクが外しやすくなる。 ここまできたが、全部やるには一日では無理があるので作業は明日以降にする。
昨年中に4個入手できたので今年はA級シングルアンプを作ってみたい。
このアンプのキーとなるのは高耐圧のディップマイカである。スチコンや積層セラミックでは 耐圧が足りなくて危ない。 出力とアースを短絡した状態でドレイン電流を見る。これはまだ直流電流メカの状態である。 うまくいったので短絡を外して電流を見る。これ…
終段ゲートドライブ抵抗に与える電圧を見る。出力とアースをショートした状態で行う。 このように3Vから7Vまで変化させることができる。 次に終段をつないでアイドリングを見る。 50mAになる時のVgsを見ると12Vから18Vのものまである。今回は18Vのもので揃え…
DIYのフォーラムではUnobtainiumといわれているSONY VーFETだが日本の方が少しましかもしれない。 パラプッシュプルSEPPアンプができつつある。今回はバイアス生成に使うMOS FETにIRFW540Aを用いてみる。 生成電圧がやや大きい。 このようになる。
電源ノイズを疑っていた私はこのようなリプルフィルターを追加してみた。 真空管アンプの時効果絶大だったという経験がある。 全然効果がなかったのだが、よくよく見ると入力コネクターが両chとも信号とグランドが入れ替わっているのに気がついた。 これを正…
使いこなし編 このようにウィングを開いた格好で聴いている。あまり大声では言えないが閉じると出力に40Vでるからである。他の問題点としてはドリフトが大きく100mVを越えることがあるのでDCサーボの代わりに電解コンデンサーを帰還路に入れてある。またクロ…
本体の電源につないで測定する。 このような結果が得られた。 組み上がったところ。
アンプ基板と放熱器の関係 。4x40x40mmのアルミアングルを10cmにカットしたものを用いた。 メンテナンスし易そうだ。
組み上がった基板をテストする。 アイドリングとオフセットをみる。試行錯誤があったがひとまず安定なレベルになった。 音楽信号も通ったので次はパワーを入れて歪み率を見ることになる。
作業としては石の選別、絶縁シートの作製がある。 このような回路で選別する。 放熱器のアルミ材も用意した。
調整がほぼ終わった基板 K180はとても扱いやすい石なので完成は目前と言えるだろう。この方式は6C33C-Bでも成功しているくらい作りやすい。 参考
これは2015年に作ったK180 SEPP。各段の電流値を確認した。 このようになっている。 カバンで持ち運べるB1と言えるだろうか。音は素晴らしい。ポップノイズが大きいので。ミューティング回路が必要なようである。 この辺まで進捗した。
TOKINのSIT 2SK180 はヤマハB1 に使われているSIT と同クラスと言われている。作るならB1 なみの電源部と放熱器でなければと思っていたが、パワーアンプ I に組み込めそうなのでやや小ぶりになるがトライしてみる。 基板製作を開始した。 L字型4mm厚アルミア…
AシリーズのSITアンプである。前回のCAシリーズのものと同じ回路を採用した。
昨年(2018.11.14)作ったJ18 SEPPアンプの歪みを改善した。終段のゲインを上げるためにバイアスシフト用のMOS FETを6個にしゲート電圧を決める抵抗を1kΩから2.2kΩに変更した。これにより二段目の動作が楽になる。 何度か確認したが三次歪みのディップは真正…
バイアス関係でいろいろ問題が噴出したためこのような回路になっている。 K60のバイアスが深いためMOS FETをソース側にいれて調整してある。バイアスが時間とともに浅くなるので変わらないよう工夫した。このようにしてなんとか特性が取れた。 注 : このペ…
まだK1056、J160だが慣らし運転を兼ねてメインシステムで聴いている。あっと驚くようなものは無いが無色透明な感じが出ている。DCドリフトには若干注意が必要だ。
発振なのか何なのか上手く動作しなかったので終段をK1056J160に変更して先へ進んでみる。 アイドリングを大きくしてあるのは30mA位だと歪みが大きくなったからである。クロスオーバー歪みが出やすい特性なのだろうか。
小型SITのK79とバイポーラを組み合わせると三極管特性になると昔考えたが今回の検証で結論が出た。 参考 静特性 三極管のような特性になるものの歪み特性はSITのものではなくバイポーラの特性がそのまま出ているようだ。
メインシステム用に作ることにした。J18SEPPは歪みが気になるようになったのでK180アンプかGaN FETアンプのどちらかで聴いている。これも上手く行けばメインで使えるかも知れない。 注:このページは随時更新されます。