真空管
実験風景 結果 1kHzサイン波出力 47kΩ負荷 入力 利得は26dBなので20倍あることになる。オペアンプと呼ぶには小さすぎるようだ。なおこのノイズ は除去方法がわからない。スイッチを3個にしてスナバも入れてみたが効果はなかった。 シミュレーター 12AX7で…
二段目のプレート電流を監視する。全スイッチオフの状態で0.7mA、出力電圧は0.75Vである。 SW2をオンにする。 SW1をオンにする。 VRを調整して出力をゼロ近辺にすることができた。二段目のプレート電流もほとんど変化がない。 ここまで首尾よく来ることがで…
初段差動アンプのプレート電流を見たところ。0.66mA 、0.71mAとなっている。 カットアンドトライで次段への出力電圧をゼロに近づけたところ。1.2mVとなっている。これはかなり変動する。 二段目増幅段のプレート電流を見たところ。0.69mAとなっている。 カッ…
真空管式オペアンプを昨年から作り始めている。 これは双三極管のヒーターが点灯するかどうかテストしているところ。 予備実験を済ませて、本番の回路を組んでいるところである。 手動スイッチ二つとゼナーダイオードで何とかできるのではないか。 もしかす…
左右独立電源にするので電源部をもう一つ製作している。コーセルのスイッチング電源は12個買ってあるので4個予備があることになる。 アンプ自体はツインモノラル構造と言って良いだろう。 6C19P のアンプを測定した。 問題なく動作しているようだ。6C33C~Bも…
いよいよ最終段階に入る。 これはRチャンネルのバイアス電圧を見たところ。−51Vにひとまず調整した。 これはプレート電流を見たところ。13mAに調整した。ここまでが電流メカである。 ショートピンを外し、負荷に32Ωをつないだ。DCアンプの状態である。アイド…
真空管を取り付けてヒーター回路を組んだ。電源オンしたところ。 一真空管当たり0.98A流れていることが確認できた。ベース電流を制限する抵抗は1.5kΩにしたがもっと大きくしても良さそうだ。 暗くしてヒーターを目視する。
足りない部品が届いたので、電源部のテストをした。 作っておいた電源基板は部品点数を減らすため一部省略している。案の定片方のチャンネルでは電圧調整がうまくいかなかった。 これが改良基板。 組み込んで生成電圧を見る。+130Vと−220Vが出れば成功であ…
基板が一個完成した。 バイアス電圧の生成を見たところ。うまく動作している。 これはリプルフィルターとヒーター回路を一緒にした基板。 載せてみたところ。LEDは全て点灯している。
ヒーター電源は今のところACアダプターに直に接続されているので起動時のラッシュカレントでACアダプターが気絶する。4回ほどオンオフすると電流が流れるようになる。これには解決法があるので試みた。 このような基板をつけてやれば定電流化するので一発で…
完成したので音楽を楽しんでいる。 今まで聴いていたのは何だったのかという程のレベルである。高域の爽やかさとエコー感、低域の高忠実性、これらはこれまで聴いたことが無い領域だ。 また何かできるような予感がする。回路はこのアンプのコピーだが。
6BQ5 SEPP用に用意した電源。 6BQ5のバイアスは−6Vくらいなのでこれで十分だったが、6C19Pは−55Vもある。この電源で −200Vを作ると電圧が足りなかった。無負荷で−220Vに設定すると動作時に保護回路が働くようになる。 今回このような回路に変更して、各コン…
負のバイアスを作る抵抗を22kΩにして調整したところ。−54Vになった。 真空管をつないでアイドリングとオフセットを見る。調整すると10mA、14.8mVとなった。 このときの初段の電流は1.6mAである。 ショートピンを外して無帰還アンプとして測定した。 32Ωのス…
定格と出力特性 出力特性から伝達特性を読み取る。 バイアスが−55Vの時12mA流れると予想される。そのようになるよう定数を決定する。 回路図と基板図を示す。
ビニル被覆線を色々購入した。 AWG24 AWG22 AWG20 AWG20で良さそうだ。とりあえず配線をし直した。 随分簡素になりぎゅうぎゅう詰めでは無くなった。中のパワートランジスタが無くなったので放熱的にも有利である。
今回6C19P OTL ミニワッター を革新する。配線をより細いものに変更し、基板は新しく作る。 これまでのアンプと基板。 このアンプの最終的な特性。初段電流を調整した。 新しい基板を作っているところ。
同じ定数で残りのチャンネルを組む。 グリッドバイアスを−5.7Vに調整。 初段電流1.214mA、アイドリング5.4mAに設定。 オフセット1.7mV、アイドリング5.9mA。 完成写真 抵抗負荷でオフセットを確認後、32Ωのバスレフスピーカーを鳴らしている。
出力が小さいのでドライブ電圧が足りない可能性がある。グリッドとカソード間の抵抗値を大きくすれば良いのだが、この方式だと大きくすればするほど初段の電流が小さくなる。試しに6.8kΩにして電流引き抜き回路をつけてみたがうまくいかなかった。次に単純に…
初段FETの電流を見る。1.5mAに設定した。 電流メカが完成したところ。出力にショートピンが刺してあるのがわかるだろうか。 グリッドに与える電圧を見る。−12Vに設定した。 これに6BQ5を刺すと真空管を含む電流メカが成立する。この定数だとまだカソード電流…
基板図は書くとこのようになる。回路がシンプルなのでぎゅうぎゅう詰めにはならない。 シャーシは6BQ5 OTL、EF86イコライザーを載せてきたものを使う。配線の一部を手直しをする。 基板ワークでまず電流メカの成立を目指す。 電流メカが正しく動作すれば後は…
6C19P SEPP OTLアンプで音楽を聴いている。このアンプは電源が簡単である代わりに熱源となるパワーTRがカソードにぶら下がっているので、なんとか排除したい。今回いよいよ解決策に取り組んでみる。 このような回路になる。いたってシンプルだが最近やっと思…
各種トランスでデータを取ってみるとSTー32で59mW(歪率6.4%)、ソフトンMT−128で51mW(歪率10%)、5Kアウトプットトランスで26mW(歪率10%)となった。ST−32で十分であることがわかったのでこのシステムで聴くことにした。写真ではAT−403−2に挿し替えて…
山水ブランド(橋本電気)のトランスが製造されているのだという。 緑色の方が有名なSTー32である。 これを1.2kΩ対 8Ωのマッチングトランスとして使う。出力は0.2Wである。 このように12AU7 ヘッドホンアンプに乗せて使う。 FE103SOL(16Ω)で聴いてみる。余…
今回驚いたのはこの6418ヘッドホンアンプ。聴いたことのない不思議な音がする。音の佇まいがほのかに輝くようで各パートが全部聴こえてくる。オーケストラもスティーリー・ダンも。考えられるのはAKGのヘッドホン、真空管、バッテリー駆動という要素だろう。…
プレート電流が大きすぎたので回路を変更した。レギュレーターの定数も変更した。 ゼロバイアスにしたところちょうどいい電流が流れたので、オペアンプ部も簡略化できた。 プレート電流は0.14mAと0.12mA。 ヒーター電流は314mA。 音楽が無事聴けたので特性を…
配線が終わったところ。これから配線の無謬性を証明して行かなくてはならない。単なる目視ではなく電気的、物理的に証明する。 珍しい12Vバッテリー。暖房ジャケット用に開発されたものらしい。接続コードは合うように自作した。 +12Vが来ている事を確認す…
ECC88のヒーター電流は365m Aで6N1Pと比べ半分である。 回路図と基板図。ヒーター回路は定電圧なのでこの定数で大丈夫だ。 この辺まできた。配線が終われば基板ワークだけになる。
スロバキア製ECC88が届いた。調べてみるとこれはE88CCと呼ばれているプレミアムバージョンのものだった。 このように6N1Pで準備していたが、こちらの方がヒーターの電力消費が少ないので乗り換える。 この辺まできた。
改良案としてはこのようなものが浮かんだ。プレート電圧を24Vとし、オペアンプ部にゲインを持たせる。 オペアンプ周りの改変はまだだが、Nutubeの動作を見た。バイアス調整のため1M抵抗は666kΩにする。 プレート電流は0.061mA(0.054mA) グリッドバイアスは+2…
特性を測定中 結果 良くなかったが、思うに12Vが低すぎるのと、オペアンプのゲインが1というのも良くないのではないだろうか。 改良を試みる余地がある。 現状の回路図と基板図を示す。