2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
戦国策は前漢の劉向(りゅうきょう)が編纂、命名したもので、本書はその現代語訳である。 秦による焚書坑儒の後にこうした書が出てくるというのは興味深い。 冒頭の〔はこべない献上品〕は「九鼎」、「鼎の軽重を問う」に関連した故事となっていてやや面白…
この手のOTLアンプは4作目となるのだが、初めて電圧増幅段を内蔵した。又ユニークなヒーター定電流式点灯回路を採用している。これはラッシュカレント対策のために考えた回路である。安定度はとても良い。 本機ではシングルプッシュプルの時は1Aに、パラプッ…
まあ徐々に出来つつある。 こうして見ると半導体パワーアンプと変わらない。
鉄勒伝 これは隋書、旧唐書からそれぞれの鉄勒伝を抜粋したもので、それの現代語訳及び訳注である。鉄勒は中国北方に広く住んでいたトルコ系遊牧民で居住地は東はバイカル湖南方から西はカスピ海北方に至り、この中から出てきたのが突厥である。 以下引用 隋…
シャーシ加工は1日で終わらない。こつこつとやって行けばいつかできるという感覚だ。 基板の骨格が見えてくる。 ここからさらに回路を練って行く。シャントレギュレーター、パワーツェナー回路を採用する。
かなり難易度が高い6C19P OTLの製作にいよいよ着手する。 真空管、ソケット、ケースは暫く前に買っておいた。 回路の候補をいろいろ考えた。 3番目で行こうと思う。基板図を描いてみた。
このような初段バイアスを採用した。先ほどのはやはり調整が難しい。 クリップ付近でアイドリングが不安定になるので測定は諦めて音楽だけ聴いている。 低歪みだがこの出力トランスでは低音は大したことない。
伝聞に基づく説話風に語られる。ある時ヴァイシャーリー市に維摩という資産家がいた。よく修行し悟りを得て神通力も持っている。その力は菩薩とほぼ互角であり帝釈天、梵天、四天王に敬われている。 だがある時維摩は病気を装い、見舞いに訪れた人たちに身体…
回路と基板はこのようになる。パスコンの位置以外はほぼオリジナル通りになっている。 この辺まで進捗した。
今度はペースダウンして上條信一氏の超三アンプを検討してみる。超三アンプの心臓部をDC解析するとこのようなプレート特性が得られる。 この角度では固定バイアスは怖いし負荷5kΩというのはどうなんだろうという疑問が生ずる。8Ωでもいいのではないか。これ…
アイドリングを監視しながら聴いていると目を離した間にパーンと破裂音がしたので電源を切った。もう一度電源を入れて見ると片chから音が出ず調整不能になっていた。翌日調べて見ると90Vの電圧が出ていない。部品を調べていくとNPN TR ◯、NPN TR ◯、FET ◯、P…
さてその回路だが6L6GCアンプの初段をFETにしたものになる。 K30Aは10V以上の電圧をかければ直線性は同じである。15Vの方がいいが今は30Vになっている。 このような特性になっている。 実測値から動作点を見ると6V6の許容損失を少し超えているようだ。B電圧…
6V6(ロシア製6P6S)を二本購入したので、玉手箱のシャーシを流用した新アンプを作る。 ここまで進んでいる。このプラットフォームでは超三アンプも計画している。
「飲食知味方」は儒学者李時明の夫人の張氏による手作りの本で古文書として発掘されたものである。1650年過ぎに書かれたと推測されている。一部を紹介する。 I 麺と餅類 12 水餃衣法 (餃子の)中に入れる野菜としては、しいたけ・松茸・きゅうりを細かくき…
このようなリプルフィルターを入れることにより問題は解決した。DCーDCコンバーターから盛大なノイズがやっぱり出ていたのだ。 フィルター基板は空いたスペースに収まっている。 特性も理想的なものだ。 ヒーターを点灯したところ。 懸念したゲインは足りて…
最初は単段アンプを作って実験する。こうして見ると6BQ5はモンスターのような球である。ヒーター電圧は12V、1.2AのACアダプターで対応した。 軽めの動作を目標にした。 バイアス用のFETは実験で決めることになる。 中身は随分すっきりしている。
基板をもう一つ作り五極管で単段アンプを試す。 平均プレート特性を見るとあまり出力は取れなそうだ。 このような定数になった。平均プレート特性とややかけ離れているという状況だ。 音は出たがモーターボーディングのような現象が付いてくるので球が悪いの…
著者は東京三田の龍源寺住職で著書多数、講演を年間250回もこなしていたという人物である。早稲田の大学院を卒業し一流企業のサラリーマンを経て家業を継いでいる。本書は講演のネタ本のような構成で一般人の食いつきの良い話題がほとんどである。健康、医者…
このような定数で測定した。 出力をもう少し上げたい。低域ノイズの問題もある。
基板を収めたところ。 電源アダプターが届いたのでさらに配線し動作させてみた。B電圧は180Vとなっている。 この状態で初段、終段の電流を見る。5本の5CL8Aを調べてみる。 使えるのは2本だけのようだ。
基板の姿はこのようになる。 トランスには7kΩのタップもあるのでもう少し追い込んでみた。 出力は0.5Wまで増加する。その代わり高いB電圧が必要になる。
本書はオーストリアの民族学者フーゴー・アードルフ・ベルナツィークによる調査紀行でインドシナ半島の少数民族について探査したものである。黄色い葉の精霊とはピー・トング・ルアング族のことである。写真も資料として撮ってあるが事物を描写する文章が素…
5CL8AはテレビのVHFチューナーに使われていた球である。 6BM8などとは異なり三極管と五極管のプレート損失がほぼ同じになっている。 図から出力0.3Wを当面の目標とする。
部品を取り付けて行く。 最終的な外観 内部を単純化する為に二つのACアダプターを使う。ヒーター用には5V、2Aの物を用意する。
ソケットを付けたので外観写真を撮った。まだ中はがらんどうである。 回路はこんな感じになる。 フォトカプラーは電流の方向を変えながら電流を数倍にしてくれる役割を持つ。ここを高耐圧のトランジスタでカレントミラーにするのが普通の発想だが、そうしな…