A級シングルアンプ

SIT シングルアンプ(2021年版)(4)

メインシステムで試聴中。 アイドリングなどの安定度はまあまあだが少し問題がある。 突然異音がする事が二度あった。びっくりしたので電源を切ったが、保護回路は特に作動してはいなかった。アイドリングの上昇も見られていない。こうなったらオフセット検…

SIT シングルアンプ(2021年版)(3)

続きを行なった。背面パネルの様子。 保護回路は背面パネルに取り付ける。 完成に近づいたところで動作のチェックを行う。 電圧は正常。 アイドリング、オフセットは正常。 こちらも正常。 シャットオフテストではLEDが点灯しなかったので基板を外してチェッ…

SIT シングルアンプ(2021年版)(2)

作り始めてみた。今回はコストを抑えるためシルバーを選んだ。 梱包の中身。 キット感がある。 最初にこの位置に大きめの穴をあける。これでヒートシンクが外しやすくなる。 ここまできたが、全部やるには一日では無理があるので作業は明日以降にする。

SIT シングルアンプ(2021年版)(1)

準備が整ったのでこれから作って行く。昨年はハイペースだったがゆっくりやって行こう。パワーアンプ III からの移植なのでできるだろうと分かっている。未知のものは結果を知りたいので速く作ってしまうのだ。 保護回路とミューテング回路は一体化させたも…

エスニック風A級アンプ

YouTubeで見掛けるマレーシアの刻印があるトランジスタで作ったオーディオアンプの製作を見ているとこれは何だろうという興味が湧いた。同じ様な動画が次から次へと出てくるのである。 言葉はわからないし回路図も一切ないので理解するのに繰り返し見る必要…

回路の錬金術パート7

このようなSITとMOS FETの複合素子を作る。パート2でやったやつである。 半導体アナライザDCA75でテストするとJーFETと認識される。 R=100Ω R=220Ω これをこのままK180シングルアンプに入れて音を確認する。 R=220Ω なかなか良い結果が得られている…

ZENアンプを調べる

PASS ZEN AMPLIFIER の回路図があったので調べてみた。 MOS FETの単段アンプで反転アンプになっている。アイドリング電流とゲインを見ることができる。 バイアスの作り方が変わっているので、DG帰還がかかっているかどうか調べた。 帰還を外した時 大変よく…

Power JーFET アンプ (1)

UnitedSiC社のPower JーFETが入手できたのでパワーアンプIIIに組み込んだ。 K180の替わりにそのまま入れることができる。 このような特性になった。 エージングを兼ねて音を確認している。

K180シングルアンプ(9)

1.3Aも流してるとたちまちにして熱々となるので小型ファンを導入した。 このアンプで聴くとしたらまずリストのVia Crucis、ビルエヴァンスのパリコンサートだろう。

K180シングルアンプ(8)

このアンプはアイドリング自動調整機能があるのでSiC MOSなども温度補償無しで使えると思う。 このようなのを作って挿すだけである。CREEのCMF10120Dを使用した。 アイドリングは無調整で安定している。 特性はこのようになった。 前回のSITシングル どちら…

K180シングルアンプ(7)

電流容量をアップしたのでアイドリングを増やして歪率を測定した。 このようにダイオードを増やす。 Io = 1.7A 位になる。 ずいぶん低歪になる。 参考 測定後両chを1.2A位に調整した。

K180シングルアンプ(6)

過電流保護回路がよく作動するのは2.5Aで作動する定数で作ってしまったからなので、定数を変更して3.5Aで作動するようにした。 シャットオフのテストは合格した。本当に3.5Aになったかどうかは運用して確かめることになる。 回路図

K180シングルアンプ(5)

昨日からメインシステムに入れて音を確認している。 音の滑らかさ、交じり気のなさはダントツ一位、低域は改良の余地ありという結果となった。下のBー1のようなアンプも凄いし、もうこれはCongratulations!と自分で言っておこう。DIYの分野なので仕方がない…

K180シングルアンプ(4)

問題点の解決に一日かかったがやっと音が聴けるところまで来た。 問題点とはアドリングとオフセットが安定して動作するところまで来ていながら音楽信号を入力するとオフセットが2V位になり保護回路が作動することである。発振のような気がするが何とか止めな…

K180シングルアンプ(3)

ファーストワットのSIT 3がJoshinなどで60万出せば買えるという現状である。今製作中のSITシングルアンプは5万円くらいで作れると思う。この辺まで進捗した。

パワーアンプ III 第二基板(6)

最後にシミュレーターで歪みの生成を調べた。 フーリエ解析で各次の歪みを測定してグラフ化する。 実物のアンプと比べるとよく似ている。 シミュレーターではノイズが現れないので実物のアンプのノイズをグラフに書き込んでいる。

パワーアンプ III 第二基板(5)

メインシステムに入れて音を確認した。 これまで聴いてきた完全アンプの音だった。甘口でフォーカスが微細という特徴がある。 最終回路

パワーアンプ III 第二基板(4)

さらに実験を続ける。 差動アンプに2N7000を採用する。これで直線性が随分良くなるだろう。 三次歪みがこのくらい改善する。 5Vカスコードの実験も行った。 アイドリングが250mAに激減し、歪みも大きいようだ。これは良くなかった。

パワーアンプ III 第二基板(3)

やっと実験にたどり着いた。今回はこの様な回路で終段に400mA流している。 するとこのような特性になった。 ○印のところを見ると、終段が発生する歪みはやはりわずかだという事がわかる。 盛大に出ている三次歪みは初段差動アンプを目一杯使って終段をドライ…

パワーアンプ III 第二基板(2)

そもそもの完全アンプの由来はPNPトランジスタのhFEの直線性の良さに着目して作ってみたというものである。 だが作ってみると特性は普通だった。なので今回は東芝の2SA1943をカスコードにして5Vで動作させてみる。 2SA1943

パワーアンプ III 第二基板(1)

次に作るのは1998年に登場した完全アンプである。完全対称アンプに対し名前だけは勝っているというパロディのようなアンプだったが、かと言って音で負けているわけでもない。 今回はパワーアンプIIIがそのまま使えるのでずいぶん楽である。