イコライザーアンプ
イコライザー基板が出来上がった。 測定中 歪率と周波数特性 ゲインが小さいので後でなんとかしよう。
このような構想で作ってみた。シンプルなNFB型にする。 動作したので測定を行った。 聴いてみた。最初はひどかったがエージングが進むと申し分のない音になった。
高耐圧のキャパシターが手に入ったので、リプルフィルターを組み込んだ。 音を聴いてみると少しヒュルヒュルという音がするが音楽は楽しめる。 鳴らし込んで行くといい音になった。
もう片方のチャンネルに取り掛かる。なかなかうまく行かないので、フォトカプラーの選別から やり直すことにした。LED側に1mA流して、トランジスタ側の電流を見る。電流ゲインは1.3である。 東芝のものは随分ばらつきがある。 揃ったもので組み直した。安全…
ACアンプにしたところ。オフセット5.8mA 、終段アイドリング1.2mAとなっている。 測定した。これはまあまあだが、電源ノイズが盛大に出ているので実用化するには対策が必要になる。
測定してみるとノイズフロアは出るが信号が見当たらない。回路と基板を見直すしかない。基板をよく確認 したが信号経路はつながっていた。次に回路を見ると案の定フォトカプラーの出力側が逆接となっていた。 修正してもう一度測定するとサイン波が現れた。 …
ここまで来るのに真空管の逆接を3度ほどやらかしたので、まず真空管が生きているかどうかから始める。 これは0.3mAの定電流ダイオードでWE420Aの差動回路の共通カソードから電流を引っ張った ところ。0.15mAに近い電流が流れている。 これは本番の回路で初段…
WE420Aイコライザーアンプをとうとう作る時が来た。 長い間眠っていたWE420A 回路はちょっと前に考えたものだが、これ程美しい回路はなかなかない。 WE420Aには+260Vかける。−12Vにはヒーターの電源を使う。 ここまで来た。
出力はCでカットしてあるので、余程の発振が起こらなければパワーアンプは安全だと思う。接続するときれいに音が 出た。 音は12AU7よりこちらの方が良い。本格的ハイファイでありDualgate MOSより上だと思う。
回路はこの様になる。 ACアンプにして特性を調べる。 なかなかいいようだ。
EF 86のアンプは難しいと思うので、慎重に進めなくてはいけない。 グリッドに与える電圧の生成を見る。4.5Vに調整できた。 真空管をつないで、カソード電流を見る。1mA流すのに成功した。 次はNFBアンプとして動作を見ることになる。オフセットの問題、発振…
動作が異常な基板は12AU7の方に移譲し(12AU7では正常動作する)、新たにデチューン版を製作する。 初段をK117GRとし、終段は抵抗一本の自己バイアス方式にする。 ここまで来た。
音を出すところまで漕ぎ着けた。機材はシュアーV15 type III 、プリアンプ III、L oーD HMAー9500 II 、FE203 バックロード すんなり音が出た。伸びやかで柔らかで爽やか。こんな音がするアンプは他にはない。素子の中で最高の音がするのはやはり 真空管であ…
Rchから調べる。球を外した状態で、電圧メカ動作にしてグリッドに与える電圧を見る。6Vくらいになっている。 ヒーターの点灯状況を見る。 球を挿した状態で、電圧メカ動作のままカソード電流を見る。1mA流れている。 ACアンプ動作にして安定を確認後、測定し…
組み上がったところ。たまたまだが東芝の通測用の球になっている。 基板は作るつもりだが、ZDを追加したものを流用したのでとっても速くできてしまった。 いつもの回路になっている。
全部組み上がったところ。 間違いなく組めているが、発振しているかもしれない。オフセットが予想より大きく、出力にACが出ている 模様。 こういうこともあるので、片chできたら特性をとっておくことにしている。 次をやりながら調べていこう。
12AU7 でも作ってみる。まずシャーシを用意した。 回路はバイアス用のZDの定数を変えるだけで動作すると思う。データシートの伝達特性を見る。 これからすると18VのZDにすればいいと思う。
ゲイン100くらいのフラットアンプができたので測定する。 トランジスターと比べ真空管は非常に直線性が良い。出力ACを見ると24Vくらいでも低歪みである。 フィルター回路を入れて、周波数特性を調べた。
直流メカが動作するところまできたら真空管の測定、選別を行う。EF 86に流せるプレート電流は それ程多くない。 伝達特性を測定する。 この結果からペアマッチングを行った。 No.1とNo.6でSEPP回路を作ったところ。アイドリング1.8mA、オフセット13mVになっ…
EF86のデータシートから伝達特性を読み取る。三極管接続の出力特性で150Vのところを見る。3点だがだいたい分かった。 ヒーターの点灯テスト。部屋の電気を消すと灯が見えるくらいである。2本直列で12Vかかっていることが わかる。 高圧部には±130Vかかって…
フォトカプラーTLP621 のテスト。TLP621は 二段目で高圧部との絶縁と電流折り返しの絶妙な役割を果たす。 電流ゲインも数倍ある。 入力端子の取り付け EF86用に配線をし直した。これであとは基板ワークのみとなった。
このような感じのコンパクトなアンプになる。追加工作は穴を二つ開けるだけである。 ±15V電源でドライバー段まで完成させておく。±150V電源は終段を作る時まで奥に控えている。 初段をテストしているところ。1mA流すことに成功した。
基本のコンセプトができた。(注意 このページの図は漸次更新されます。) 光電式にしないでNFB型を採用する。これによって部品点数が少なくなる。 シャーシと電源部は既存アンプのものを流用することになる。 これは6BQ5 SEPPアンプに組めるかどうか検討し…
予備実験の結果、素晴らしい音質が期待できそうなので作ることにする。 部品はイコライザー用に昔準備したもので何とかなりそうだ。 作図から始める。
イコライザーの製作も一巡したのでカートリッジの聴き比べをしている。手前からDSーE1、デンオンDL103、シュアーV15 type III である。 写真はプリアンプIII とDSー E1 EQ である。 光電式専用のプリを作るのはあまりよろしくないと思う。今度は普通のカート…
銅箔テープを巻いたところ。銅箔スチコンがあるが、これは元々そうであって今回巻いたわけではない。 随分音が良くなっている。しっとりしてコクがある。
東芝のDualgate MOS FET 3SK291をプッシュプルで使ったDC構成のイコライザーアンプである。 発振対策でゲインを少なくしたのでMM型に使う。改造してバッテリー対応にした。 電気二重層コンデンサーも入っている。 日立の3SK103より派手な音である。
通販で買ってみた。 LEDが異様に明るいのは20mA流しているからだ。そうしないと電源がスリープする。 3SK103イコライザーでシュアーV15 typeIIIを聴いている。 入力抵抗を47kΩに変更した。 音の出方が光電式に似ていると思う。中高域はそうだが、低域はやは…
I に銅箔テープを貼り、ノイズ対策が終了した。 これで六部作が全部対策できたことになる。三機種をバッテリー仕様にしたので、3つの回路で両方の方式を 聴くことができる。
IV をバッテリー化し、電気二重層コンデンサーを投入した。 揺るぎのない音である。非常に完成度が高い。