K60 / J18 パワーアンプ

VーFET POWERAMP (6)

片chなら起動するのだから、検出回路を独立させておけば電源に余裕がある限り大丈夫なはずである。このように変更した。オフセット検出回路はまだ付けていない。 メインシステムで音を確認中。 JーFETと抵抗の場合の音は、抵抗の方が大人しく普通のアンプみ…

VーFET POWERAMP (5)

電源投入時のドレイン電流の急増の原因についてあれこれ考えてみると、JーFETによる定電流回路の立ち上がりが遅いということが考えられる。定電流性は犠牲になるがRとVRで構成して結果を見た。 定数は表計算ソフトで決定した。5KのVRと2.2kΩで構成する。 1.6…

VーFET POWERAMP (4)

この回路ではJーFETのランクにより初段の電流値が変わってくるのでその都度工夫する必要がある。本機では初段2.7〜3.7mAになっている。K117はIdss=4mAのものを選別して終段バイアスの初期値をー12Vにすると安全である。調整時はこの状態から徐々にバイアスを…

VーFET POWERAMP (3)

±24Vのアンプの電源でアイドリングを見る。350mAで安定している。 この時の特性を調べる。 できそうなので両ch作って完成を目指す。 安定動作するか安いスピーカーでテストする。アイドリング135mA、オフセット35mVとなっている。マルチメーターが二個なので…

VーFET POWERAMP (2)

基板を作り始める。 初段の電流がどうなっているか見る。これで2段目のエミッタ抵抗が決まる。330Ωに決定した。 バイアス生成はうまくいっている。ー12Vあれば大丈夫。 こちらもうまくいった。 J18をつないでアイドリングを調整する。 K60の方も調整する。 …

VーFET POWERAMP (1)

日本ではあまり話題にならないようだが、Pass VーFET POWERAMP のキットが頒布され回路図も公開されている。回路図を見ると±28Vという低電圧電源ながら出力20Wが確保されている。出力段をC結合する事によってバイアスの無駄を解消する事に成功している。 こ…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (6)

とりあえず音出しに成功した。 音はさらに清純、清明で力もある。いろいろ問題点があるようだがこのまましばらく聴いていられそうだ。 アイドリングのバランスが変動して合わないが何事も無いように音楽を奏でている。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (5)

心臓部となる基板と終段の部分がほぼ出来上がった。 テストして動作がOKならパワーアンプ II に移植すれば良い。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (4)

これは見たことがないくらいの完璧な直流電流メカである。負帰還はかけている。 上下の石のアイドリングがピッタリ同じ値をとりながら変化する。 パワーツェナーで終段電圧を20Vに下げてやるとSITも適正なバイアスになった。ドレインに48Vかけると24V、20Vだ…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (3)

毎日少しづつ進めている。この辺まで来た。 いわゆる無帰還直流メカの段階だが不安定になっている。K30の袋が見当たらないのでK117を初段に使ったせいなのか。探してみるとK246が10個あったので選別して使用する。 これはどう見てもK30と同じである。 長年取…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (2)

暫定的な回路図と基板図を示す。 少しづつ前へ進めて行く。 ソニーの石を使ったBー2といったものを想定している。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (1)

パワーアンプ II では各種SITアンプを作ることを計画している。第二基板はSONYのK60、J18パラプッシュプルパワーアンプになる。基板製作を開始した。 パラプッシュプルなので選別から行う。このような方法で行った。