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BS ドキュメンタリー 捨てられる養子たち (2016)

  再縁組を望む子供達のファッションショーが、ある慈善団体によって行われる。米国では養子の四分の一が捨てられるという。彼らはディスポーザブルチルドレンと呼ばれている。彼らの広告がネットに溢れているという。再縁組の事をリフォーミングと言う。

   フランクは8歳の時養子となったが養子先はDVのある荒れた家庭だった。その為施設に戻る事になる。中年男トムがフランクに目をつける。話がまとまり5000ドルを支払う。数ヶ月のお試し期間がある。だが六ヶ月後にはすでに縁組は解消されていた。

   実態を探るためスタッフが仲介業者に接触する。取材拒否されたので子供の養父母に電話取材する。養子縁組の解消には家庭調査を行い問題がなければ双方が弁護士を立てて書類にサインする。1年ぐらいかかるという。業者は州の認可を受けており手続きには裁判所の許可を必要とする。

  ニタ(19才)は5回のリフォーミングを経験している。ハイチの養護施設からスミス夫妻の元にやって来たニタは情緒不安定の為ネットで養子に出される。これは非公式な養子縁組である。5組目の家庭では性的虐待が行われている事を知る。ニタは1年半我慢したが結局警察に話し男は終身刑を受ける。ニタは成人し独立して今はナッシュビルに住んでいる。
 
  次にスミス夫妻に取材する。夫妻は離婚していたので夫の方に話を聞く。スミス家には四人の実子がいた。ニタを迎えた結果子供達との折り合いが悪くなった。結局ニタを出す事にしたと言う。

  ワシントンにあるC.A.S.E.(養子縁組支援教育センター)の所長に聞く。ここに相談に来る養父母の実情を語る。オーソン夫妻は双子の養子を迎える準備としてセラピーを受けている。九ヶ月双子と暮らしセラピストの助言を受ける。その結果養子縁組する事になった。

  メーガンは9人の養子を育てている。実子に恵まれなかったメーガンは11年前ネットで見つけた中国人少年を養子にする。メーガンはネット上のリフォーミングのグループに入り仲介の活動をする。ある時ビッグママという人物が現れる。メーガンは二人の子供をビッグママに仲介するがそこは性的虐待がある家庭だった。後で知ったメーガンは子供を取り返し結局自分の養子にする。

  下院議員のジェームス・ランビゲンとカレン・バスはネットでの養子縁組を禁止し家族を支援する法案を提出する。今のところ成立していない。モンタナ州には養子縁組された子供を再教育する学校がある。粗暴、情緒不安定な子供たちである。校長はここの子供たちはトラウマを抱えているという。妊娠中母親がアルコールを摂取している場合が多いと言う。ここで規律を身につけて家に帰る。だが3割のケースは上手く行かないという。

メーガンと養女は裁判が行われるシカゴへ向かう。証人として出廷する。裁判では勝利した。イリノイ州ではネットによる養子縁組は禁止になった。