2016-02-20から1日間の記事一覧

映画 赤線地帯 (1956)

溝口健二監督作品。舞台は売春防止法が国会で審議されては廃案になっていた頃の吉原。夢の里という売春宿が五人の売春婦をかかえて最後の営業を行っていた。若い時の京マチ子、若尾文子は勿論美人で輝いているがアクの強さがある。地味ななりだが木暮実千代…

映画 新・平家物語 (1955)

これから溝口健二監督の作品を6本ほど観ることにする。 平清盛の青年期から平氏の嫡男として成長するまでを描いている。平忠盛の息子清盛はナイーブな青年で女性の前ではにかむし自分の出生の秘密を知らされて動揺する。どうやら自分は白河上皇の子ではない…