ジャズ喫茶本日開店(6)

Harry James "Comin‘ from a good place" シェフィールドのダイレクトカッティングディスクである。

もうこれはヒスノイズが無いし、量子化ノイズも無い。キレイさっぱりと鳴っているのだ。この音を聴くと自信が湧いてくる。

Harry James "The King James version"

こちらは同日に録音されたアルバム。マスターテープからのCD化である。ヒスノイズ、量子化ノイズがわかる訳では無いが先ほどのと較べるとフィルターがかかったような音がする。YouTubeで見ると第一曲Corner Pocketがベイシーでかかっていた。ベイシーのマスターはドラムまで叩いてノリノリである

ジャズ喫茶本日開店(4)

本日マスターが選んだのはこの一枚である。

言わずと知れたマイルスのRelaxin' (1956)のJVC再発盤である。大体マイルスがメロディーを吹いているので親しみやすい。若いコルトレーンが苦労してアドリブを吹いているようだ。

シュアーV15 type IIIの交換針VN35は今でも数千円で入手可能である。

ジャズ喫茶本日開店(3)

今日も客はいないがレコード盤を回す。コーヒーではなく緑茶を飲みながら。

MJQのTHE LAST CONCERT(1974) がかかっている。ニューヨークのアヴェリー・フィッシャー・ホールでのライブ録音である。これはベースの音が善く録れていて唸りまで聴こえる。今のSPシステムが少しハイ上がりにしてあるのを忘れていた。だから昨日はあんな風に聴こえたのだ。休日にちょっと手直ししたい。

ジャズ喫茶本日開店(2)

とりあえず名盤と思われるのをかけてみる。

音は万全だと思っているがカートリッジを替えてみることにした。

オルトフォン SPU CLASSIC G 針圧4gに調整するのは難しい。針圧計が必要だ。感覚で重めにして聴いてみた。

低音が特にゴリっと来る事は無かった。クラシック向きかもしれない。

シュアー Vー15 type III

針圧1.25gにして聴いてみる。オルトフォンもシュアーもものすごく高域が綺麗に鳴ることがわかったが低音が今ひとつだった。盤のせいかもしれないが明日からもう少し試行錯誤する。

ジャズ喫茶本日開店(1)

集めておいたアナログ盤と研究し尽くしたオーディオ装置でジャズ喫茶を開業する。絶対に流行らない自信がある。なのでその気分だけ味わうことにしよう。さて今夜マスターが選んだのはこの一枚である。

マイルスのトランペットとキャノンボール・アダレイのサックスを堪能する。ビバップではなく枯葉というポピュラー曲だ。こういう盤はウケがいいいだろうと思う。

装置
カートリッジ Audio-tecnica AT33 LTD

プレーヤ Kenwood KP-9010

プリアンプ Pre amplifier III

パワーアンプ Power amplifier II

スーパーツイーター Technics 5HH10

スピーカー Fostex FE203 Backload Horn