2017-04-27から1日間の記事一覧

東洋文庫 断鴻零雁記 飯塚朗 訳(1912)

蘇曼殊(1884ー1918)の中編小説である。蘇曼殊は横浜の華僑の家に生まれるが長じては支那大陸を股にかけ活動し35歳で夭折した。年譜によると康有為をピストルで暗殺しようとしたが止められたとある。 小説は打って変わって至って軟派な代物である。不遇の…