ポケットアンプ4種をメインシステムに入れて音質テストを行なった。リファレンスはJ18SEPPである。毎日聴いてなんの不満もないというアンプである。今回からスピーカーにつなぐ前に必ず出力オフセットをチェックする。
①K1056 / J160 SEPP 大体の感じはリファレンスに近いが密度感がすこし出ていない。
②K405 / J115 SEPP ①より少し華やかになってメリハリがある。
③K405 / J115 NEW HCA ふんわり感が出て音場も拡がってくる。リファレンスにだいぶ近づいた。 ④バイポーラ HCA 抵抗を二本しか使っていない反転アンプである。これもリファレンスに近い。音色はバイポーラのものである。
左は完成したばかりのトランスリニアバイアスパワーアンプ。K1529 / J200を使っているが出力段がノンスイッチングバッファになっており、ふんわり感、音場感が優秀でスケール感もある。音色はSITと比べてややくっきりする。リファレンスと遜色ないアンプに仕上がっている。
右は極細ニクロム線を使ったバイポーラHCAでワイヤーと半導体だけで出来ているという(触れ込みの)アンプ。異次元の音になっておりリファレンスと入れ替える事が可能なレベルになっている。