ドラマ カラダ記念日 (1989)

出所したばかりのヤクザ(小林薫)がたまたま知り合った女子大生(有森也実)に付きまとわれ都内でデートしたり、逃避行を繰り広げたりするが、最後は敵のヤクザに殺されることもなく、平和的に終わるというドラマである。

 随所にヤクザ映画のパロディと共にサラダ記念日の短歌が詠まれ、筒井康隆原作らしく人をくったような出来栄えとなっている。有森也実がずっと出てくるのでファンにはたまらない一作である。