パワーアンプ

別電源式SITアンプ (4)

今年最後の連休が到来したので準備しておいたもう一つの基板を載せてテストする。 問題なく調整できた。よく見るとLEDが輝いている。 この後テスト用スピーカーを鳴らして安定度を確認したが、トラブルらしき現象は皆無だった。 このままカバンに入れて伝道…

別電源式SITアンプ (3)

ワイヤリングを行った。トグルスイッチとヒューズホルダーを取り付ける。 ここで交流100Vを確認。電源にはLEDは付いていない。 電圧の生成を確認 これで完成した。最後の最後に間違っている事もあるので電圧を確認 終段のアイドリングを確認するところまで来…

別電源式SITアンプ (2)

±50V電源で動作確認できた。 明日は±75V電源のワイヤリングを行う。 この電源では後ほど上條式MOS FET無帰還アンプも作ってみたい。無帰還アンプは氏の30代の頃の製作で、無線と実験の製作記事になっている(1991年2月号)。実用性があったようでテレビ用の…

別電源式SITアンプ (1)

CA6という2015年に作ったアンプをリニューアルする。 電源を±40Vから±75Vのものにして完成版をめざすことになる 24V 6Aのスイッチング電源をアマゾンで注文した。LED点灯用途のようなのでノイズが心配だが やってみないとわからない。 約3kgというところなの…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (5)

これは100W出るし音もいいのでメインシステムで活躍してもらう。連休中はイコライザーを替えてアナログディスクを聴いてみよう。今載せているのは金田式を参考にした無帰還イコライザーアンプである。

K180 SEPPアンプ (9)

電源ノイズを疑っていた私はこのようなリプルフィルターを追加してみた。 真空管アンプの時効果絶大だったという経験がある。 全然効果がなかったのだが、よくよく見ると入力コネクターが両chとも信号とグランドが入れ替わっているのに気がついた。 これを正…

K180 SEPPアンプ (8)

使いこなし編 このようにウィングを開いた格好で聴いている。あまり大声では言えないが閉じると出力に40Vでるからである。他の問題点としてはドリフトが大きく100mVを越えることがあるのでDCサーボの代わりに電解コンデンサーを帰還路に入れてある。またクロ…

K180 SEPPアンプ (7)

本体の電源につないで測定する。 このような結果が得られた。 組み上がったところ。

K180 SEPPアンプ (6)

アンプ基板と放熱器の関係 。4x40x40mmのアルミアングルを10cmにカットしたものを用いた。 メンテナンスし易そうだ。

K180 SEPPアンプ (5)

組み上がった基板をテストする。 アイドリングとオフセットをみる。試行錯誤があったがひとまず安定なレベルになった。 音楽信号も通ったので次はパワーを入れて歪み率を見ることになる。

K180 SEPPアンプ (4)

作業としては石の選別、絶縁シートの作製がある。 このような回路で選別する。 放熱器のアルミ材も用意した。

K180 SEPPアンプ (3)

調整がほぼ終わった基板 K180はとても扱いやすい石なので完成は目前と言えるだろう。この方式は6C33C-Bでも成功しているくらい作りやすい。 参考

K180 SEPPアンプ (2)

これは2015年に作ったK180 SEPP。各段の電流値を確認した。 このようになっている。 カバンで持ち運べるB1と言えるだろうか。音は素晴らしい。ポップノイズが大きいので。ミューティング回路が必要なようである。 この辺まで進捗した。

K180 SEPPアンプ (1)

TOKINのSIT 2SK180 はヤマハB1 に使われているSIT と同クラスと言われている。作るならB1 なみの電源部と放熱器でなければと思っていたが、パワーアンプ I に組み込めそうなのでやや小ぶりになるがトライしてみる。 基板製作を開始した。 L字型4mm厚アルミア…

IGBT パワーアンプ (4)

壊れてもいいように5cmフルレンジで動作を確認する。 アイドリングの立ち上がり、安定度に問題はないようだ。それにしても5cmフルレンジから重い低音が出てくるのには驚いた。 メインシステムに入れて音を確認する。これまでで一番低音がしっかりと出る。高…

IGBT パワーアンプ (3)

入力と負荷をつないでサイン波は通ったがアイドリングを上げてゆくと寄生発振のような状態になる。スペクトルが波立って動き回り、アイドリングが激増する。いろいろ対策してみたが50mAなら安定だが80mAから発振する。試しにGT50JR22 の代わりにフェアチャイ…

IGBT パワーアンプ (2)

規定の電圧をかけてアイドリングが増減できるところまで来た。 回路図と基板図を示す。ほぼ金田式だがこのシンプルさは捨てがたい。 次にサイン波が通って、負荷をかけても安定だったらアンプとして完成である。

IGBT パワーアンプ (1)

これが選別したIGBT 基板制作のほうも少し進んでみた。 何故IGBTなのか?昔作った経験では高域が結構きれいなのだ。足を切ってないパワー素子のストックがこれしか無かったというのもある。

無帰還バイポーラパワーアンプ (8)

いよいよSeas の自作2ウェイを鳴らすことにする。 こちらがもう片chの特性。 休眠中だったSeasも鳴らし込んで行かないとどんな音になるかわからないのでまだ速断はできないが、かなりいい感触がある。

無帰還バイポーラパワーアンプ (7)

このようにしてアイドリングを調整する。100mAパラで200mAにした。 二日様子を見て変な挙動は皆無なのでいよいよメインシステムで聴いてみる。 半日で本領を発揮して来た。楽器の現れ方が独特だなと思って聴いていると、音の始まりの部分が全部美しいのがわ…

無帰還バイポーラパワーアンプ (6)

もう一つの方の基板はドライバーの石に放熱器をつけて電流を多く流してみた。石もより容量の大きいものに変えてある。動作も正常であることを確認した。これでいよいよ音楽を聴ける。

無帰還バイポーラパワーアンプ (5)

よい特性が得られたのでミューティング回路をつけて完成とした。ついでにPNP側を極上のペアに変更してある。 次は同じ基板をもう一つ作る。今回から反転しなくても良い設計にしている。

無帰還バイポーラパワーアンプ (4)

定数を変更して測定した。 随分良くなっている。 こちらはシングルプッシュプルで多めに流したもの。3次歪みが出てくる。

無帰還バイポーラパワーアンプ (3)

残りの石でなんとかペアが取れた。 組み上がったので簡易電源で測定する。 シングルプッシュプルと2パラプッシュプルの特性を示す。 きれいな高調波だけとは言えないような謎の歪みが出ている。 現在の回路定数を示す。

無帰還バイポーラパワーアンプ (2)

回路はこのようなものになる。 定数はシミュレーターを参考にして決定する。 電圧増幅段が出来たので測定した。

無帰還バイポーラパワーアンプ (1)

雪のような音のDynaudio Sapphire をSOULNOTEの無帰還アンプで鳴らした時の音とは?という疑問を余暇の時間を使って晴らして見ようと思う。スピーカーはSeas の自作2ウェイを使うが、アンプはこれから作って行く。

パワーアンプ I (14)

意外なことに2番目の基板でGaNアンプのような音が出てしまった。ソフトタッチでありながらキレがあり重量感も出る。Telarc盤やSupertrampでも確認した。この次の無帰還アンプは余興だし、次のSiCはやはりキンキンするだろう。GaNは自信がない。ここでひとま…

パワーアンプ I (13)

左右反転基板の方もテストに成功した。 パワーアンプ作りはなかなか手強いが、人智を超えた領域とまではいかない。ここまでやってきて頓知合戦のような感じがする。 こちらは昔作ったPー1 チップ部品ででこちらは完成させている。

パワーアンプ I (12)

赤枠のところが変更した部位である。バイポーラの場合はこうしないと二次歪みが激増する。 昼食後は新しいCDを聴いて過ごす。

パワーアンプ I (10)

第2の基板はこの辺までチェックを通過した。回路はかなり変わってしまった。ここまではオールバイポーラーになっている。終段のみFETになる予定。 小さい基板はモジュールの電流チェック用。