K180 SEPPアンプ (8)

使いこなし編

このようにウィングを開いた格好で聴いている。あまり大声では言えないが閉じると出力に40Vでるからである。他の問題点としてはドリフトが大きく100mVを越えることがあるのでDCサーボの代わりに電解コンデンサーを帰還路に入れてある。またクローズドゲインを100倍に設定したため電源のノイズが高能率スピーカーでは聴こえてしまう。ゲイン設定を10倍、50倍にしたら発振するので他の対策を考え中である。もとよりスイッチング電源を使わなければこの問題は生じないだろう。いまのところ低能率スピーカーで聴くと素晴らしい音なのでこれで慣らし運転を行なっている。