真空管

真空管SRPPヘッドホンアンプ (3)

回路図と基板図を示す。 本体を再び示す。 耐圧400Vの電解コンデンサーが入っているので一応安全だが、聴く時はイヤホンでなく ヘッドホンにしておいた方がいい。

真空管SRPPヘッドホンアンプ (2)

真空管SRPPヘッドホンアンプが完成した。 調べてみると6DJ8を使ったOTLアンプの作例があることがわかったので6N21Bでもできるだろうと 考えた。 プレート電流を2.5mAまで試してみたが、2mAで十分であることがわかったのでこの定数で完成させた。 1mW得られて…

真空管SRPPヘッドホンアンプ (1)

このような回路で始めてみた。 これは歪率9%(120Ω負荷)でAC 0.12V(RMS)で、電流が1mAであることを示す写真である。電力に換算すると 0.1Wということになる。 結局SRPPは電圧増幅段と同じという結論になった。空いたスペースに三極管のバッファを入れれ…

真空管ヘッドホンアンプ (7)

純真空管のヘッドホンアンプが2台完成した。どちらも出力Cにフィルムコンを入れてある。低域は犠牲になるが、 安全性を優先した。 今後はこれらを改良したり、SRPP、SEPPのアンプを作ろうと思う。 シミュレーターで確認するとあまり良くなかったが、作る価…

真空管ヘッドホンアンプ (6)

出力1mWというのは少なすぎる気がするのでシミュレーターで再現してみる。 計算結果 3パラ 計算結果 1mWというのはシングルで可能であることがわかる。3パラでは10mWが期待できる。 5744WBシングルを120Ω負荷で測定してみると、こちらはうまく行っている。 6…

真空管ヘッドホンアンプ (5)

小音量だがあらゆる曲が聴けるようになった。凄まじくいい音である。 測定した。1mWだがこれで妥当なのかよくわからない。 歪みは多めである。

真空管ヘッドホンアンプ (4)

回路図と基板図を示す。 これは出力不足だった。この基板を改造して終段3パラにすることができるのでやってみる。

真空管ヘッドホンアンプ (3)

アンプ基板が完成した。一段増幅、カソードフォロアーという構成で、初段0.5mA、終段4mAという設定になっている。 出力カップリングCの極性が合っていないとまずいので、出力の極性を何度も確認した。−12V、−4Vになっているようだ。 スタートが−120Vなので電…

真空管ヘッドホンアンプ (2)

丸ピンIC用ソケット、丸ピンIC用連結ソケットを付けたところ。サブミニチュア管は 連結ソケットに半田づけする。 サブミニチュア管を付けたところ。 シャーシに収めてみる。

真空管ヘッドホンアンプ (1)

サブミニチュア管のお蔭でこのようなヘッドホンアンプが実現する。 インピーダンス120Ωのヘッドホンもあるという。OTLアンプの実験に適した環境だ。 回路の一例 これはマックトンのOTLアンプを模したものだが、ブートストラップが省略されている。初段が5極…

真空管プリアンプ(11)

イコライザー基板が出来上がった。 測定中 歪率と周波数特性 ゲインが小さいので後でなんとかしよう。

真空管プリアンプ(10)

イコライザーアンプの回路は無帰還、CR型に決定した。トランジスタのバッファは必要なければ後で取り除く。 独立したアンプを4つ組んだところである。 プレート電流を確認した。正しく動作している。フィルター部をつければ完成する。

真空管プリアンプ(9)

回路図と基板図を示す。 ヘッドホンアンプとして聴いてみるとノイズが無く、聴いたことのない素晴らしい音なので、 定数を変更してしばらく音楽を楽しんでみる。 終段に4mA流し、カップリングに330μFを使用している。 30Ω負荷での特性を示す。

真空管プリアンプ(8)

フラットアンプ基板が出来上がった。 特性はまあまあ、ゲインもちょうど良い。 出力インピーダンスを考えるとこの回路がベストとなる。 カソード接地 計算エラー PG帰還 44kΩ エミッタフォロア 1.5kΩ カソードフォロア 900Ω となった。PG帰還で済めば簡素化…

真空管プリアンプ(7)

フラットアンプの方の三極管5744WBの動作テストと測定 このような回路で行なっている。 扱いが簡単で特性も良い。ゲインが小さいのでフラットアンプ向きである。イコライザーアンプを作るには 五極管が良いような気がする。

真空管プリアンプ(6)

先程うまくいかなかった5702WBはどうかというと、確認すると基板のミスだったので修正してテストした。 増幅度は十分ある。特性を調べた。 出力が大きいがノイズも多い。ゲインが42倍ある。 6J1BのNo.4の特性も調べた。 素直ないい特性である。ゲインも40倍…

真空管プリアンプ(5)

6J1Bが6本あるので同様な回路でチェックした。 No.2とNo.3は壊れている。電流が流れないし、増幅度も無い。他は使えるのではないだろうか。

真空管プリアンプ(4)

五極管の増幅能力を調べるための基板を作った。シャーシはボリュームが付いて小さいプリアンプになっている。 この基板は最終的にイコライザーアンプになる予定である。 これは終段エミッタに3mA流れて、出力がサイン波AC 0.3V(歪率6%)という惨憺たる結果…

真空管プリアンプ(3)

レイセオン社の五極管を入手した。 こうやって動作を確認したり、プリアンプのようなものを作って楽しんでみる。真空管は音がいいというのは 重要な事実である。

真空管プリアンプ(2)

このようなのが出来上がった。 出力カップリングCを付けて、NFBもかけてある。 特性を示す。 音を聴いてみたいが、メインシステムに繋ぐと大音量でブーと鳴ってしまう。ヘッドホンでは問題なく聴ける のでパワーアンプとの相性の問題だと思う。ボリューム付…

真空管プリアンプ(1)

ハイブリッドでないのを作ろうと思う。 このようなのを考えたが、実験中に5極管をどうやら壊してしまったようだ。 真空管は再注文するが、このようなものをまず作ってテストしてみる。

真空管用電源(2)

レギュレーターとリプルフィルターの基板を入れて完成した。この基板は後ほど金田式にグレードアップ する予定。 ミニチュア管をよく調べるためのシャーシを作っておく。例えばこのアンプでは強烈なハムが出ているが 原因がよくわからないのである。 6N21Bの…

真空管用電源(1)

もう一つ作ることにした。この昇圧コンバーターはこれまで二つ買ったことがあるが一つは不具合があり単電源として使用している。 今回は4個買うことにした。 一つ目 シャーシを作って東芝ノートパソコンの19V電源をつないだところ。 ±77Vが出ている。 調整用…

6N21B SEPPイコライザーアンプ (1)

このような構想で作ってみた。シンプルなNFB型にする。 動作したので測定を行った。 聴いてみた。最初はひどかったがエージングが進むと申し分のない音になった。

真空管ハイブリッドプリアンプ(7)

改良の経過を示す。 現在の回路 3日位鳴らしていると透明でしっとりした音になってきた。レギュレータの方は入れてある。 真空管SEPPプリは金田式でしか見たことがないので、これはなかなか貴重なプリと思う。

真空管ハイブリッドプリアンプ(6)

ブーンという音程のあるハムのような音が結構な音量で聴こえるので対策する。 まずリプルフィルターを電源との間に挿入する。特に変わりがなかった。 次にレギュレーターを挿入した。特に変わりがなかった。 金田式の光電式管球プリの記事をよく読んでみると…

真空管ハイブリッドプリアンプ(5)

いよいよメインシステムで稼働させている。定数を変えてゲインは13倍くらいに設定した。 思ったよりノイズが多めだが、空いたスペースに電源フィルター基板を追加すると良くなるかもしれない。

WE420Aイコライザーアンプ(6)

高耐圧のキャパシターが手に入ったので、リプルフィルターを組み込んだ。 音を聴いてみると少しヒュルヒュルという音がするが音楽は楽しめる。 鳴らし込んで行くといい音になった。

真空管ハイブリッドプリアンプ(4)

今回はトラブル無くすぐ動作した。 Rch アイドリング 1.2mA、オフセット 25.6mV Lch アイドリング1.5mA、オフセット 24.9mV Lchの特性 回路と基板図を示す。

真空管ハイブリッドプリアンプ(3)

例によって伝達特性を描いてみる。 このカーブを見ていると、3mA流すには330Ωの抵抗を入れれば良いとわかる。 カソードに300Ωを入れて、+130Vをプレートに印加したところ。2.4mA流れている。 この電流は揺るがないので、真空管はgmをもつ優秀なレギュレータ…