中沢家の人々 (2005)

  三遊亭円歌師匠の一時間超に及ぶ新作落語である。自身の半生を裏話を取り混ぜながらべらんめえ調に語るのだがシュールな笑いを狙ったところもあり含蓄が深い。下世話な話題も多いが落語とは何かという永遠のテーマもさらっと語っている。


  「 落語ってのは・・世の中のことをいろいろと楽しいこともある悲しいこともある苦しいこともあった人が全部終わってほっとして聞いてバカな事言っているねいい年してって笑うのが落語でしょ?」

 

 

オペアンプ使用イコライザー (2)

     フィルター部分を村田製作所製積層セラミックに差し替える。

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   聴感では爽やかさもあるしクリアーさもある。これといって問題ないようである。

   スチコン、積層セラミック、SEコンのデータを示す。

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(4月30日にデータを差し替えた。)

 

 

 

 

 

 

   

 

飯田望 著 サハラ横断 苦闘の4150キロ、178日(1979)

  同志社大探検部の先輩、後輩である飯田望と児島盛之がサハラ砂漠横断に挑む。二人は一年休学し染色工場でアルバイトし一人あたり百万貯め計画を実行に移す。パリからモーリタニアに入りラクダを購入し簡単な訓練の後、東へと出発する。荷物の重さは一人当たり100kgに達する。

  ヌアクショット、キファ、トンブクトゥ、アガテスと進み最後にビルマ砂漠に挑戦する。ここまで来るのにラクダに過酷な労役を課したせいで死んだり乗り換えたりしすでに3頭目になっていた。ビザの不備も何とかトラブルなく乗り越え、出発してから178日目にとうとうビルマの村に到達した。当初の計画ではチャドまで進む予定だったがチャドは内戦中で国境は封鎖されておりここまでの旅となった。

  若者らしく向こう見ずな試みだが、旅の行程で遊牧民と接する内にいろいろ学び数ヶ月でいくらか砂漠の民らしくなったようである。冒険の余韻が残る中、残った三十万円で日本以外のどこかに行こうと考えをめぐらせるところで記述は終わる。

 



CR型電池式イコライザーアンプ (1)

 NF型イコライザーはPRA-2000の超弩級CR型イコライザーには及ばなかった。いい線は行っていたのだが音の広がり、ズシーンとくる低域が違う。今回はCR型をテストしてみる。

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 シミュレーター的にはOKのようだ。