EF86は金田式プリにも使われた5極管で大変直線性が良い。gmは2mSになっている。FETだとgmは大きいが湾曲部分が結構ある。
6C19Pは金田式OTLアンプに使われた三極管で大電流を流すことができる。
計算してみるとピークで250mAまで流すと16Ω負荷で0.25W、パラで1Wになる。バイアスが深いので使いにくそうである。
この二つで組むわけではなく別々のアンプにする予定である。
何故ならこの初段の回路はgmが3mSの歪みのないFETと同じ働きをするのでわざわざ能動素子を入れる事はないからである。