ドラマ アイのない恋人たち(3)

  第8話のところまできた。本当に終わったら話が続かないので、またぞろ関係の復活である。このドラマあちこちに昭和の亡霊が出てきてゾッとするのだが、調べると作者は僕らと同じ昭和生まれの人だった。

 観ていると芸術映画の禁止事項をいくつも思いついた。(このドラマがそうだと言っているわけではありません。)

 禁止事項2 登場人物に自分語りをさせてはいけない(まるで供述調書のよう)。

 禁止事項3 登場人物が心で思ったことをそのまま口に出してはいけない。

 禁止事項4 背景に出てくる人々が登場人物に全く没交渉なのは不自然。

 禁止事項5 セリフのカンぺは禁止。対話シーンは2人を写してどこを見て喋っているか観客に見せなくてはいけない。

 禁止事項6 楽器の演奏で手だけ写すのはやめてほしい。練習するかそのシーンは無しで。

   ドラマ自体はみなさん美形でよく演技していると思います。

 

各素子の出力特性の計測(7)

 東芝が作ったMOS FETであり、サンスイの高級プリメインアンプ、パワーアンプの採用されていた。

 

 伝達特性を見るとドレイン電流が温度に対して正の係数となっている。3.7Aくらいで0の係数になるので小さいアンプの場合は警戒しないといけない。最近作ったアンプでは30mAに設定して聴いていたところ、目を離した隙に熱々になっていた。温度補償が必要かもしれない。

 

各素子の出力特性の計測(6)

日立2SK1056

 これは日立2SK135のモールドタイプでアキュフェーズのP−266というパワーアンプに採用されていた。LoーDの普及アンプには多分使われていたのではないだろうか。

ドラマ アイのない恋人たち(2)

  第5回まで視聴した。もうこれはふぞろいの林檎たちのパロディですよね。真剣さに欠けている。3組のカップル+1 で話が進んでゆくが、高橋ひとみが登場した時には驚いた。ここはトリビュートか。新郎、新婦が逃亡するアクシデントは前略おふくろ様でもあったが、倉本聰の作るストーリーはなんとなく共感できるのに対しこのドラマは筋が無理やりだ。

 登場人物はやっていることを見ると恋愛至上主義のようなものなのに、言葉では恋愛を否定する。山田太一のドラマでは諸事破綻しつつあるように見えて、何とか回復してゆくと言う感じだがこのドラマではこの回で全部終わってしまった。酷いなあと思う。

各素子の出力特性の計測(5)

 GaN MOS FETも調べてみる。

 これは小出力MOSとGaN HEMTのカスコードという構成で高価なものである。

 いきなり電源を入れると壊れてしまうことがあり、アナログアンプを作るのは大変難しい。D級アンプならそういうことは無い。