映画 ピアニストを撃て (1960)

前から気になっていたこの映画を観た。空白のピースを埋める作業のようなものだ。エルトン・ジョンのアルバムに『ピアニストを撃つな』というのがあるのでその元ネタなのだろうと思っていた。

あまり言及すべき事は無いが、次々と出てくる女性が皆美人だったのが見ていて得をしたと思えたのだ。主人公はちょっと貧相な男だがあとでシャルル・アズナブールだとわかった。ストーリーは他愛のないもので悲しいのだかなんだか、エンディングには聴いたことのある名曲が短い尺で流れていた。

この題名だが元は西部開拓時代の酒場に貼られていた『ピアニストを撃たないでください』という文言をもじったもののようである。だからエルトン・ジョンがどちらを念頭に置いていたのかわからなくなってしまった。