次はもう最終回だった。ここまでに空がわざと記憶を無くしたフリをするという変化球が飛んで来たが、急転直下収束することになる。美璃が空に結婚を申し込んだのだ。これは猛烈に時間を短縮したことになる。
美璃と空が結婚する意志を示すため、美璃の母の許を訪れるがやはり猛反対される。守護神の保は札幌へ転勤となり、今度は沙菜との関係が深まるような仄めかしがあった。
美璃と空は一児をもうけ幸せな日々を送っているように見える。最後の場面はどうも寝起きの空が記憶を無くしたように見えるのだが、無言のまま美璃と子供にソファの上で挟まれた状態でエンディングになる。どちらとも取れるような演出だが、もしも記憶を無くした場合は、美璃の手の温もりと子供の重さが空の体に記憶として残っているのでそこから始めようという取り決めがあるのだろう。
