純は勉強の遅れに焦りが出ている。東京の同級生たちは順調に早慶へ行くだろうし自分は豚の世話をしているだろうとテスト中に妄想している。草太は雪子を呼び出して告白しようとするが雑談から隙を見てキスを奪った。その後はそんなに気まずくなったわけではない。
吉本つららがさしで雪子に言いに来た。ここを出て行って欲しいと申し出た。雪子は草太のことを何も思ってないと言い申し出は断った。純は雪子おばさんの気の強さに驚く。雪子の不倫相手の利彦との別れの場面が出てくる。それを思い出しながらたばこを吸う雪子。その晩五郎は雪子のことを草太の父に聞かれる。草太が村を捨てることにならぬよう釘をさしたようだ。
恋をするにも色々関係者の思惑が出てくるのが田舎である。次の日雪子は東京に一旦帰郷することになる。路線バスに乗り帰って行った。草太の恋も終わりを告げた感じだ。