ドラマ 北の国から (6)

    分校の授業では冬眠がテーマで雑談風に進行する。熊、リスなどの話題が出る。地元の子は盛り上がるが、興味のない純は居眠りしている。人間も冬眠すると笑われる。雪子が編み物を始めた。子供らは誰に編んでいるのか話し合う。まさか草太にいさんじゃないかと笑っている。純から聞かされた草太は浮かれて車を運転する。ポリスの曲がかかっている。牛舎の外は雪が舞い始める。
 
   五郎は山仕事から帰ると何か図面を引いている。草太は期待感が最高潮となり不眠症になっている。朝まで羊を数える草太。朝焼けの富良野も風情がある。今回は落語風のプロットが続いた。 
 
      純は勉強の遅れに焦りが出ている。東京の同級生たちは順調に早慶へ行くだろうし自分は豚の世話をしているだろうとテスト中に妄想している。草太は雪子を呼び出して告白しようとするが雑談から隙を見てキスを奪った。その後はそんなに気まずくなったわけではない。

   吉本つららがさしで雪子に言いに来た。ここを出て行って欲しいと申し出た。雪子は草太のことを何も思ってないと言い申し出は断った。純は雪子おばさんの気の強さに驚く。雪子の不倫相手の利彦との別れの場面が出てくる。それを思い出しながらたばこを吸う雪子。その晩五郎は雪子のことを草太の父に聞かれる。草太が村を捨てることにならぬよう釘をさしたようだ。

    恋をするにも色々関係者の思惑が出てくるのが田舎である。次の日雪子は東京に一旦帰郷することになる。路線バスに乗り帰って行った。草太の恋も終わりを告げた感じだ。