2020年プリアンプ (26)

  第二のイコライザーは、出力電圧 0.5mVのAudio Technica AT33LTDとの相性が良く、聴いたことがないほどの爽やかで、芯のある音が聴けることがわかった。これでずっと行けそうだ。

 

第三のイコライザー(金田式改)はゲインが大きすぎて無音時にノイズがわかるという欠点がある。測定でもそのことは一目瞭然である。

 

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同じようなコンセプト(無帰還、電流入力)でHCAを採用したイコライザーの回路と特性を示す。

 

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  こちらのほうがノイズレベルが低くなっている。

 

第三のイコライザーには出力電圧0.22mVのMC-L1000を使うと、とりあえず程よい感じになる。回路定数を変えてゲインを下げるとDL-103も使えるだろう。