第二のイコライザーは、出力電圧 0.5mVのAudio Technica AT33LTDとの相性が良く、聴いたことがないほどの爽やかで、芯のある音が聴けることがわかった。これでずっと行けそうだ。
第三のイコライザー(金田式改)はゲインが大きすぎて無音時にノイズがわかるという欠点がある。測定でもそのことは一目瞭然である。
同じようなコンセプト(無帰還、電流入力)でHCAを採用したイコライザーの回路と特性を示す。
こちらのほうがノイズレベルが低くなっている。
第三のイコライザーには出力電圧0.22mVのMC-L1000を使うと、とりあえず程よい感じになる。回路定数を変えてゲインを下げるとDL-103も使えるだろう。