3時間もある映画ガンジーを見終わったのでつらつらと感想を述べてみる。
偉人マハトマ・ガンジーの伝記映画であるが、インド独立の経緯を詳しく描いた映画でもある。ドキュメンタリー映像で独立式典を見たことがある。その頃の映像はガンジーのものも含め豊富に残っているのだろう。本作の映像はお金がかかっており一応賞賛に値するであろう。インドの美しい自然もふんだんにでてくる。インドを舞台にインド人のエキストラで撮影されたので迫力も十分だしリアリティもある。ストーリーは中庸を行くものでハッとするようなところは少なかったが、暴動を鎮圧するのではなく、ガンジーの断食によって自制させるという発想は斬新で面白い。スワラジ・スワデシ運動、塩の行進も再現されていた。キャンデス・バーゲンが米国人ジャーナリストとして最晩年のガンジーの写真を撮っている場面がある。
