前者はH.G.ウェルズ、後者はジュール・ヴェルヌの原作で映像化には大変な苦労があったと思われる。時代を反映してかタイムマシンの方はワーナー・ブラザースの娯楽映画っぽい作りだし、後者は古典的な大作映画に仕上がっている。実際過去と未来両方に行けるのか、片方しか行けないのかなど大きな謎がある。オーパーツや宇宙人の存在もタイムマシンが有るかもという考えを支持するし、やはり無いという見方もある。80日間世界一周では当時の鎌倉の大仏の様子が明治時代として描かれていて興味深かった。インドもアメリカも野蛮な後進国として皮肉めいて紹介されていた。最後はシュールな終わり方だった。