2023-01-01から1年間の記事一覧

坂本正治著 北緯40度線探検隊 (1977)その後

気になっていたので調査した。古本を取り寄せるとちょうどその部分が載っている。 結局このイラストを見て、妻籠、馬籠のルートを行ったものと私が勘違いしていたことになる。CGを 読んでみても、単行本の記述と同じで、探検隊は飛騨高山の方へ向かったので…

真空管プリアンプ(8)

フラットアンプ基板が出来上がった。 特性はまあまあ、ゲインもちょうど良い。 出力インピーダンスを考えるとこの回路がベストとなる。 カソード接地 計算エラー PG帰還 44kΩ エミッタフォロア 1.5kΩ カソードフォロア 900Ω となった。PG帰還で済めば簡素化…

真空管プリアンプ(7)

フラットアンプの方の三極管5744WBの動作テストと測定 このような回路で行なっている。 扱いが簡単で特性も良い。ゲインが小さいのでフラットアンプ向きである。イコライザーアンプを作るには 五極管が良いような気がする。

真空管プリアンプ(6)

先程うまくいかなかった5702WBはどうかというと、確認すると基板のミスだったので修正してテストした。 増幅度は十分ある。特性を調べた。 出力が大きいがノイズも多い。ゲインが42倍ある。 6J1BのNo.4の特性も調べた。 素直ないい特性である。ゲインも40倍…

真空管プリアンプ(5)

6J1Bが6本あるので同様な回路でチェックした。 No.2とNo.3は壊れている。電流が流れないし、増幅度も無い。他は使えるのではないだろうか。

真空管プリアンプ(4)

五極管の増幅能力を調べるための基板を作った。シャーシはボリュームが付いて小さいプリアンプになっている。 この基板は最終的にイコライザーアンプになる予定である。 これは終段エミッタに3mA流れて、出力がサイン波AC 0.3V(歪率6%)という惨憺たる結果…

坂本正治著 北緯40度線探検隊 (1977)

カーグラフィックの読者だった頃に興味深く読んでいたのでいつか単行本で読もうと思っていた。つい最近 読了した。 記憶が曖昧だがこの探検隊は馬籠のあたりをうろうろしていたような気がするのだが、本書にはそういう記事は無かった。 CGの古本で確かめるし…

真空管プリアンプ(3)

レイセオン社の五極管を入手した。 こうやって動作を確認したり、プリアンプのようなものを作って楽しんでみる。真空管は音がいいというのは 重要な事実である。

真空管プリアンプ(2)

このようなのが出来上がった。 出力カップリングCを付けて、NFBもかけてある。 特性を示す。 音を聴いてみたいが、メインシステムに繋ぐと大音量でブーと鳴ってしまう。ヘッドホンでは問題なく聴ける のでパワーアンプとの相性の問題だと思う。ボリューム付…

真空管プリアンプ(1)

ハイブリッドでないのを作ろうと思う。 このようなのを考えたが、実験中に5極管をどうやら壊してしまったようだ。 真空管は再注文するが、このようなものをまず作ってテストしてみる。

真空管用電源(2)

レギュレーターとリプルフィルターの基板を入れて完成した。この基板は後ほど金田式にグレードアップ する予定。 ミニチュア管をよく調べるためのシャーシを作っておく。例えばこのアンプでは強烈なハムが出ているが 原因がよくわからないのである。 6N21Bの…

真空管用電源(1)

もう一つ作ることにした。この昇圧コンバーターはこれまで二つ買ったことがあるが一つは不具合があり単電源として使用している。 今回は4個買うことにした。 一つ目 シャーシを作って東芝ノートパソコンの19V電源をつないだところ。 ±77Vが出ている。 調整用…

6N21B SEPPイコライザーアンプ (1)

このような構想で作ってみた。シンプルなNFB型にする。 動作したので測定を行った。 聴いてみた。最初はひどかったがエージングが進むと申し分のない音になった。

ドラマ カラダ記念日 (1989)

出所したばかりのヤクザ(小林薫)がたまたま知り合った女子大生(有森也実)に付きまとわれ都内でデートしたり、逃避行を繰り広げたりするが、最後は敵のヤクザに殺されることもなく、平和的に終わるというドラマである。 随所にヤクザ映画のパロディと共に…

真空管ハイブリッドプリアンプ(7)

改良の経過を示す。 現在の回路 3日位鳴らしていると透明でしっとりした音になってきた。レギュレータの方は入れてある。 真空管SEPPプリは金田式でしか見たことがないので、これはなかなか貴重なプリと思う。

真空管ハイブリッドプリアンプ(6)

ブーンという音程のあるハムのような音が結構な音量で聴こえるので対策する。 まずリプルフィルターを電源との間に挿入する。特に変わりがなかった。 次にレギュレーターを挿入した。特に変わりがなかった。 金田式の光電式管球プリの記事をよく読んでみると…

真空管ハイブリッドプリアンプ(5)

いよいよメインシステムで稼働させている。定数を変えてゲインは13倍くらいに設定した。 思ったよりノイズが多めだが、空いたスペースに電源フィルター基板を追加すると良くなるかもしれない。

ドラマ 過去を追う女 (1994)

東京と函館を舞台としたサスペンスドラマである。監督は井筒和幸、主演は新婚夫婦を演ずる南野陽子、渡辺いっけいで、他は充実した俳優陣で固められている。発端は一本の電話で、妻の律子が元カレがいる都内のホテルに呼び出され、情事が行われる。その直後…

WE420Aイコライザーアンプ(6)

高耐圧のキャパシターが手に入ったので、リプルフィルターを組み込んだ。 音を聴いてみると少しヒュルヒュルという音がするが音楽は楽しめる。 鳴らし込んで行くといい音になった。

ドラマ 戻って来ていい? ー敷居ぎわーより (1986)

一人で暮らしている父(山村聰)の元へ、三十代の娘直子(いしだあゆみ)が里帰りする。夫(小林稔侍)と喧嘩して帰ってきたのだが、何か思い詰めているようなそぶりである。直子は父の世話をしながら、お隣の幼馴染の浪人生(柳葉敏郎)と仲良く遊んだりし…

真空管ハイブリッドプリアンプ(4)

今回はトラブル無くすぐ動作した。 Rch アイドリング 1.2mA、オフセット 25.6mV Lch アイドリング1.5mA、オフセット 24.9mV Lchの特性 回路と基板図を示す。

真空管ハイブリッドプリアンプ(3)

例によって伝達特性を描いてみる。 このカーブを見ていると、3mA流すには330Ωの抵抗を入れれば良いとわかる。 カソードに300Ωを入れて、+130Vをプレートに印加したところ。2.4mA流れている。 この電流は揺るがないので、真空管はgmをもつ優秀なレギュレータ…

真空管ハイブリッドプリアンプ(2)

本回路を抜粋するとカソードフォロアー回路になるので、まずこれで6N21Bの動作を見る。 ピン配置を確認する。 一本につき6.3Vだろうと思うので、2本直列にして12Vかけてみる。 うまく点灯した。

真空管ハイブリッドプリアンプ(1)

サブミニチュア管が入手できたので、プリアンプI の中身を真空管ハイブリッドにする。 回路を書いてみた。 メカとしてこれはなかなか萌えるものがある。しかもSEPPなので音も最高が期待できる。

WE420Aイコライザーアンプ(5)

もう片方のチャンネルに取り掛かる。なかなかうまく行かないので、フォトカプラーの選別から やり直すことにした。LED側に1mA流して、トランジスタ側の電流を見る。電流ゲインは1.3である。 東芝のものは随分ばらつきがある。 揃ったもので組み直した。安全…

ドラマ イラク人質の妻たち (1991)

1990年のイラクによるクウェート侵攻は日本人にとっては寝耳に水だったに違いない。日本大使館に集合し待機していたクウェート在住の日本人家族245人がイラクに連行され、人間の盾として各地に分散収容される。だが婦人と子供、病人は日本への帰国が許される…

WE420Aイコライザーアンプ(4)

ACアンプにしたところ。オフセット5.8mA 、終段アイドリング1.2mAとなっている。 測定した。これはまあまあだが、電源ノイズが盛大に出ているので実用化するには対策が必要になる。

映画 人情紙風船 (1937)

これは河竹黙阿弥作の歌舞伎、通称『髪結新三』を映画化したものである。新三という長屋の住人がいろいろな事をしでかし、大金をせしめた後ヤクザの親分に始末されるという暗い話である。 映画そのものは至って普通の時代劇であり、武士の上下関係、婚姻の強…

WE420Aイコライザーアンプ(3)

測定してみるとノイズフロアは出るが信号が見当たらない。回路と基板を見直すしかない。基板をよく確認 したが信号経路はつながっていた。次に回路を見ると案の定フォトカプラーの出力側が逆接となっていた。 修正してもう一度測定するとサイン波が現れた。 …

WE420Aイコライザーアンプ(2)

ここまで来るのに真空管の逆接を3度ほどやらかしたので、まず真空管が生きているかどうかから始める。 これは0.3mAの定電流ダイオードでWE420Aの差動回路の共通カソードから電流を引っ張った ところ。0.15mAに近い電流が流れている。 これは本番の回路で初段…