映画 ビルマVJ 消された革命 (2008)

   ビルマの軍事政権に対する僧侶と学生たちによる2007年の反政府デモを外国人ジャーナリストがヤンゴンに潜入し撮影したもの。この映像は衛星放送で国内に流されたり海外メディアにも提供された。治安部隊の発砲の様子や僧侶を逮捕拘束するところが撮られている。偶然にも日本のジャーナリスト長井健司氏が撃たれた様子が写っている。このように事件の真相が明らかになる所がビデオの凄いところだ。軍の発表と証言からでは真相は闇の中ということになる。

   ビルマでは 2011年に総選挙が行われ新政府が誕生し軍事政権は一応終わったようである。