この本によるとバイクでユーラシア横断を成し遂げる事を思いついたのは著者が19歳の時で達成したのがその3年後である。大学を休学してアルバイトで250万貯めてシティーバンクの口座を作り愛機のXL250Rパリダカを船便で送りカルカッタからポルトガルまで走破する事11ヶ月無事日本に帰還した。
広大なインド、イラン、トルコのような国と比べヨーロッパではすぐ目的地に着いてしまう感覚が生じたようである。観光はメインでは無く宿で出会った仲間との交流にウェイトが置かれている。インドで早速マリファナを経験する。日本人宿の連中と呑んだくれたり、ブダペストのナイトライフを楽しんだり、アムステルダムでは飾り窓も体験したとある。
僕は全6巻を三日で読破しインドの赤バナナ、トルコの鯖サンド、トルコのエフェソス、トロイ、パムッカレ、ノルウェーのノールカップ、リスボンのファド、ロカ岬をネットで確認した。なかなか楽しい週末だった。