このような記事があった。日経クロステックより引用。
日産自動車は2021年12月2日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同研究を進める月面探査車の試作機を公開した(図1)。砂地で走行する際にタイヤが空転して砂に潜る「スタック」を防ぐ技術の確立を目指す。日産は得た知見を、自動車の砂地における走破性向上や走行時のエネルギーの効率化に生かしたい考え。
見たところあまり本気度は高くないようだがこの後どうなったのだろう。日産は撤退したと考えても良いのだろうか。
このような記事も見つけた。
2022年12月13日(更新日 12月22日) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙探査イノベーションハブ
宇宙探査イノベーションハブと日産自動車株式会社(以下、日産)は、2020年から月面ローバ(探査車)の駆動力制御技術の確立のために、研究課題「電動駆動制御による砂地走破性の向上」に関する共同研究を進めてきました。2021年12月には、日産グローバル本社ギャラリーで開催された「NISSAN FUTURES」において、共同研究を行っている月面ローバの研究モデルを公開しました(※1)。今回、2022年9月に東京都三宅島において、この月面ローバ研究モデルを使用した屋外フィールド実験を共同で行いました。 これまで、JAXA宇宙探査実験棟の屋内フィールドで、月面ローバの駆動力制御技術に関する検証実験を行ってきましたが、今回の実験を通して、提案する駆動力制御技術が屋外の自然環境においても有効であり、険しい地形で月面ローバが効率良く走行できることを確認しました。
その後の消息はというと
日産が『東京フューチャーツアー』でJAXAと研究を進めている月面探査車の研究モデルを披露【ジャパンモビリティショー2023】 公開日 2023/10/27
日産は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と研究を進めている月面ローバ(探査車)の研究モデルを出展。このモデルは月面で想定される砂地でのタイヤの空転量を最小限に抑え、脱出困難な状態の回避に貢献する日産独自の電動駆動4輪制御技術“e-4ORCE”を搭載している。今回は、月面に見立てて石を配置した砂の上を走らせるデモンストレーションを実施する。 ●デモンストレーション日程:10月28日(土)終日、11月5日(日)終日 ※12時~13時を除く
1年経っているが進化は止まっている。