プレート電流を測定した。 これはどう言うことかというと回路図で説明する。 ゼロバイアスの状態でプレート電流が0.0012mA流れたということである。これではオペアンプの方も動作していないので、 回路を次のように改めた。 グリッドに正の電圧を付加し、中…
これが完成したオールミニチュア管SEPPヘッドホンアンプシステム。120Ωヘッドホンで聴くと低音も充実しておりなかなか素晴らしい。 6N1P(6DJ8)と12V電源といえばあのアンプである。これにはもう装備されているので基板を考えるだけで良い。 これから作って聴…
もう片方のチャンネルも同じ工程で作る。こちらはアイドリングが1. 5mAになった。 完成写真 今検討しているのはYAHAアンプだが、6DJ8(6N1P)を最大限に活かしたヘッドホンアンプはこのSEPPアンプである ことは間違いない。最終回路と基板図を示す。 32Ω負荷…
上側の回路を組んで、VRで終段の電流を調整する。2mAに調整した。 このときのVRが5Ωだったので、下側には4.7Ωの抵抗を入れて組む。2. 5mAになった。 このような部品配置になる。 初段の差動回路を組む。 プレート電流を調べる。ほぼ1mAに調整した。 終段とは…
定数の検討に入る。 例によって6N1Pの出力特性を見て伝達特性を導出する。プレート電圧が140Vのところを見る。 3点しかないので少し補間しておく。 これを見ると1.5mA流すときの抵抗値がわかる。2kΩをカソードに入れればよい。 2.2kΩをカソードに入れて、6N1…
入出力端子はこのように基板に繋がれる。 真空管と基板の接続端子。規則的なのでそれほどカオスではない。 外観写真 この後はボードワーク(基板作業)のみとなる。
これがOTLアンプのヒーター配線。そんなに恐ろしいものではなかった。 電源をつないでテストする。電源には12V 5AのACアダプターを使う。 6N1Pが明るく光っている。 EF86も微かに光っているのが見える。
7ピンのソケットを買ったところ基板直付けタイプだったので、今回断念した。 5654Wはまた別のアンプに使おう。 休日を使ってハンドドリルとリーマーで作る。3mm径の穴を8個開け、ニッパーで切った後リーマーで仕上げる。 これで完成。明日はXHコネクタを取り…
このような方式のOTLアンプは見たことがないし、言及されたこともないので実証機を一台作っておく。 終段には入手しやすい6N1Pを用いる。プレート電流を20mA流せる双三極管である。 電圧増幅段にはEF86を使うことになった。5654Wは入手しやすいが7ピンなので…
6C19P OTL ミニワッターの実力をみるために実験を行った。 このような回路。このままでヘッドホンアンプである。 33Ω負荷でのオフセットを調整する。2.5mVになった。 終段のアイドリング。16mAと9mAとなっている。 30Ω負荷での出力 120Ω負荷での出力 実際に…
高出力を狙ってミニチュア管でヘッドホンアンプを作ってみる。終段に12AU7を採用した 高精度SEPPアンプを目指す。 これは今年の7月に作ったイコライザーアンプだがフラットアンプに改造して、出力のCを取れば ヘッドホンアンプが完成する。 まず出力のフィル…
ニュース記事、文書、インタビューを駆使して国の中枢が何をやっているかを解明しようとした良書である。読んでゆくと戦前の政府のやり方を踏襲しているだけのようにも思えるが、政治家の質は昔の方が良かったのではないだろうか。 本文を一部紹介する。 『…
残りのチャンネルを完成させたので調整する。 電流メカの状態でカソード電流を調整する。2.3mAくらいになっている。 アンプの状態でアイドリングとオフセットを見る。それぞれ2.1mA、15.3mVである。 ヘッドホンで聴いている状態。DCアンプなのだがオフセット…
次の作業は2段目を組んで終段のグリッドに与える電圧を作ることである。 できたところ。3.4Vが生成している。 次の作業は終段を組んで、終段のカソード電流を設定することである。 出力を接地し電流メカにした状態。2mA流すことに成功した。 次にショートピ…
初段差動回路を載っけて行く。K117GRはペアマッチングしたものである。 電源がちゃんと供給されているか見たところ。 差動回路の電流を0.78mAに調整したところ。うまく動作している。 回路図と基板図を示す。 僕の回路は電流メカとして設計してあるので、各…
この回路の鍵となるのはフォトカプラーである。音質、価格、使いやすさで東芝のTLP621が良いと判明 している。20個購入してペアマッチングを行う。フォトカプラーがオーディオに使えるかどうかは使えると いう結論に至っている。光電式カートリッジの音質が…
まだ作る前だが実物があるので聴いてみる。 Lchの調整 アイドリング2mA、出力オフセット7mV Rchの調整 アイドリング2mA、出力オフセット4.7mV 回路を見るとわかるように、DCオフセットは負帰還により極めて小さくなるよう制御される。 これは純真空管アンプ…
終段のみ真空管で他は半導体で構成するヘッドホンアンプである。 こういう回路 プリアンプとして作ったものだが出力Cを取り除いても成立する。 120Ω負荷での特性。 作るのは結構大変だが作ってみる。
測定と試聴 思ったより出力は出なかったが、3パラの実験の時と一致しているのでこれで良いのだろう。音を聴くと SEPPと似た音で、出力の不満は感じられない。低域も普通に出ている。出力Cは高耐圧ノンポーラー+フィルム という構成にした。 SRPP 出力は充分…
回路図と基板図を示す。 初段のプレート電流を調整する。約1mAに調整できた。 終段のカソード電流を見る。約4mAになっている。 引き続きもう片方のチャンネルを作る。 初段プレート電流 終段カソード電流 完成した。
最初に作った終段3パラのヘッドホンアンプは手を入れてみたが出力倍増には至らなかったので スリムな回路に改造する。 不要な部品を外したところ。すぐ使える部品もあるかもしれないので大事に取り分けた。 真空管を取り付けたところ。終段には三極管5744WB…
本書は中支被害者連合会が中心となって昭和2年に出版された事件の記録である。ある事件が起こった場合、ジャーナリストの取材、当局の発表は信用ならないことは皆さんもわりとご存じのことと思う。事件の当事者が体験し、目撃したそのままを記録した本書は、…
残りのチャンネルを製作する。 ヒーター点灯の最終確認。これで全部の真空管の接続は合っているはずだ。 終段のアイドリングを確認する。1.9mAである。 初段のプレート電流も1mAに調整した。これで完成である。 ヘッドホンで音楽を聴いてみる。一応アイドリ…
片チャンネルできたので測定する。終段の電流を1.8mAに増やして測定した。初段は電圧降下のためあまり増やせない。 6mWが得られた。これは予想外だ。 本機ではシミュレーター以上の出力が得られている。二次歪が多いが特性はわりと似ている。
初段差動回路の製作に入る。このようになっている。 作ってプレート電流を調べたところ。1mAに調整した。47Vの電圧降下が見られる。 出力段とCで結合してアンプが完成した。(片チャンネルのみ) 回路図と基板図を示す。
双三極管6N21Bを10本調べた。 スイッチングダイオードを一つ入れてあとはVRで電流を決めるのが良いだろう。 1.2mAに調整した。 実回路ではこのように抵抗で接地されている。 左程変わらない。 出力に現れる電位はゆっくり変動する。今は43mV。 これはCでカッ…
再放送を(大体全部)録画して観る事にした。一生に一度は大河ドラマと朝の連続ドラマを録画して観てみたいと考えるようになったからだ。あまちゃんはうってつけの作品である。 長いのであらすじを語るのはやめておいて、思ったことをつらつら書いてみると、…
AGPtEK A02 を導入した。 ラジオで録音した番組をmicroSDカードに転送して、これに挿せば聴くことができる。と思って 購入してみたら本当にできた。 散歩を30分、1時間と長くすると、1日の時間のかなりの部分を使うことになるので、これでウィークエンド サ…
最初の実験結果は後ほど紹介することにして、双三極管のばらつきを調べておく。 この回路を用いた。カソード電流が1Kの両端電圧に現れている。 結果 こんなにばらつきがあった。 とりあえず3と4で音楽を聴いて一息つく。SRPPなら問題なく使える。
最初の実験 このような回路でバイアス用に入れる定電圧素子を決定する。 この図から推定すると1.2Vから1.8Vにすると良いように見える。 これで中点電位が安定すればアンプとして成り立つが、安定しなければどうしようもないのである。