YAHAヘッドホンアンプ (2)

 プレート電流を測定した。

これはどう言うことかというと回路図で説明する。

 ゼロバイアスの状態でプレート電流が0.0012mA流れたということである。これではオペアンプの方も動作していないので、 回路を次のように改めた。

 グリッドに正の電圧を付加し、中点電位を作ってオペアンプの入力に与えた。これによってプレート電流は0.06mAに増加し、 オペアンプも動作した。

 このときの歪み特性を測定した。