映画 カラフル 実写版 (2000)

    ある魂が天使のおじさんの計らいで自殺した真という中学生の体に入る。一度死んだ真は何事もなかったように学校生活を二学期から始める。魂には自分が犯した罪を思い出すというミッションがあるがなかなか思い出せない。

    ゼリーフライ屋の息子、援交少女、おかっぱの少女が友達として登場する。真は暗い少年から普通の少年に変わり公立高校を目指す。援交少女はおじさんと寝て3万円貰い贅沢品を買う生活を続けるがだんだんメンヘラー化する。真はおかっぱの少女と美術部の部室で会話する内に自分の犯した罪の事を理解する。屋上に駆け上がった真に雷が落ちるがこれで死んだのでは無くミッション成功となり輪廻の輪に戻ったという話。

   不道徳な登場人物が多い割にはなんと無くハッピーエンドになっている。諸法実相が随分捻じ曲げられているようだ。この原作の小説はなんと児童文学賞を取っている。