民放ドラマ史上最高視聴率を叩き出したというドラマもいよいよ最終回となった。希は広島出身のサラリーマンと広島で仮祝言を挙げる。あらたと虎之助は二人でアパートを下見している。龍之介と章子は相変わらずラブラブで章子は第二子を身籠る。栄養士の鉄之介は病院で働くはずだったが希の店を買い取って経営すると言う。志津江は万希男といい感じになり急におしゃれを始める。志津江は29歳だが明らかに結婚を意識している。
あらたの母ゆうは自ら京都で働いて一人で住む事を選択する。あらたは驚き悲しむがゆうの決意は固い。このドラマの主題はゆうが女手一人であらたを育て上げ娘が幸せになるのを見届けてから去るというものである。なんだか物悲しい。だが出てくる人物は現実と戦いながら周りとコミュニケーションを取りありがとうという気持ちで生きている。なんという善意に満ちた健全なドラマだろうか。