映画 サウンド・オブ・ミュージック (1965)

あまりにも有名なこの映画をやっと見た。冒頭の映像美に度肝を抜かれたが、コメディーとしての演出は結構鼻につくものがある。素晴らしい名曲ぞろいなので感心しながら楽しむことができた。修道尼見習いのマリアと退役軍人のトラップ大佐が主人公である。まあこれはブロードウェイのミュージカルにヨーロッパの修道院や貴族の文化が出てくるわけで、100%ヨーロッパの作品とは雰囲気が異なっている。とても長くて2幕物の映画となっていた。後半では戦乱に巻き込まれたりするので、その点では大河ドラマのようである。引き続き『続菩提樹』を観る。