ドラマ

山田太一 小さな駅で降りる (2000)

問題提起型のドラマなので各所に破綻が見られている。 食品卸会社が社内改革をするに当たって営業戦略部を立ち上げて各営業所の実態を調査し戦略を立てる。ところが部長を始め部下達は忙しい業務にヘトヘトになりその上各部署から反発を食らう。怨恨による…

山田太一ドラマ 鳥帰る (1996)

鳥取砂丘、三朝温泉とのんびり観光ならいいが夫婦仲が壊れた女(田中好子)が故郷の倉吉に帰る。品川のバスターミナルで顔見知りになった初老男性と京都で乗り換えの特急から付きまとって来た青年が同行する。初老の男性と青年も心に重い物を抱えており特に…

ドラマ 北の国から (24)

東京でテレビを見ている蛍と純。北海道には台風が来ているようだ。常務の家が停電になった。川が水かさを増している。雪子は草太に手紙を書いている。あの時試合に敗けてひっそりと富良野に帰ってきた草太を雪子は駅で待っていた。駅前の喫茶店で試合に感動…

ドラマ 北の国から (23)

母が急死した。雪子と純と蛍が葬儀の為東京に戻る。母は吉野と結婚しているので五郎は戻る必要はない気がする。入院から死までの経緯を雪子は友人から聞かされる。元の病院で診断がつかぬまま亡くなったそうだ。大学病院に入れる様手配してあったという。通…

山田太一 ドラマ 香港明星迷 (2002)

外資系婦人靴業界のバリバリの美人OLを薬師丸ひろ子が演じ、香港ロケと実在の香港スターのコンサートも絡ませるという実験的なドラマだった。だがストーリーとしては主人公が一人で失敗するというしょっぱい感じしか残らないものだった。 主人公の里美は…

山田太一 冬構え (1985)NHKドラマスペシャル

特急列車に乗り老紳士(笠智衆)が何処かへ向かっている。車内販売の柿ピーとビールを買う。古川駅で降りてタクシーに乗る。タクシー運転手に鳴子温泉の高級旅館まで案内してもらう。早速客室係(岸本加世子)が夕食の時間を聞きに来る。日本酒の本数と朝食…

ドラマ 北の国から (17)

再々放送で見ることができた。雪子が東京から帰ってきた。大喜びの純と蛍。東京のお土産が満載だった。令子は二週間前に退院したという。そして弁護士とともに今来ているのだという。五郎は夜ワインハウスに呼び出される。この前の弁護士が待っていた。結局…

ドラマ 北の国から (22)

草太はあれから姿を見せなくなった。丸太小屋の完成が近づく。純と蛍は五郎の誕生パーティーをこっそり準備する。山葡萄からワインを作りプレゼントする計画だ。こごみを呼ぼうか呼ぶまいか相談しているが結論が出ない。 近くで熊が出た模様だ。大人たちは…

ドラマ 北の国から (21)

つららが夢枕というトルコで働いている事を確認した五郎は清吉にこの事を話す。雪子は共同牧場で又働いている。雪子は五郎に内緒で部屋探しをする。周りが勘ぐるが雪子は別に五郎のことは何とも思っていないのだ。五郎の方はどうかわからないが。 五郎がこ…

ドラマ 北の国から (20)

諸事破綻しつつある。涼子先生の事が新聞に載り、新しい丸太小屋が出来たら雪子は出て行くと言い、五郎の相手を蛍が見てしまう。蛍は五郎のために作った折角の手作りの弁当を捨ててしまった。 UFOの事で蛍がテレビの取材を受ける。放映された日皆で喜んで見…

ドラマ 北の国から (19)

9時を過ぎても涼子先生と蛍が帰ってこない。三人で心配している。いやに今夜は雪子の胸が大きいようだが演出だろうか。五郎が探しに出たが夜遅く警察と帰ってきた。常務らと立ち話をして口止めしていた。宇宙人でもいたのかと思わせて実は涼子先生への配慮…

ドラマ 北の国から (18)

第17回は天候不良で録画がうまく行かなかった。母が北海道にやって来て正式に離婚が成立したようだ。 常務らが筏を作っている。それを見つめる純と蛍。ネーミングはいまいちだが五郎らの筏より安全そうである。純と蛍は乗せてもらう約束をする。 朝の食卓…

ドラマ 北の国から (16)

川辺には春の草がもう生えている。手入れされた麦畑もある。橋の下では現場検証が行われていた。五郎たちが駆けつける。もう警察は引き上げるところだった。葬儀の準備がテキパキと進む。純たちは普通の授業を受けている。休んだ正吉が行方知れずとなる。蛍…

ドラマ 北の国から (15)

翌朝純と蛍は走って登校する。正吉と道で会い涼子先生は宇宙人だろうと話し合う。学校へ行くと先生は休みで代理の先生が授業する。純らはいよいよ怪しむ。 父兄に涼子先生の過去の事件の事が書かれた怪文書が送られてくる。川べりでご新造さんの白い脛を見…

ドラマ 北の国から (14)

冒頭の純が見た夢は父さん達が居なくなるものだがベルイマン風演出の凝った作りだった。雪子に起こされて病院にお見舞いに行く。雪子は吉野に会って病院側の意向を聞く。病院も折れてそちら次第という事になる。病室では目を覚ました母と純が会話する。純と…

ドラマ 北の国から (13)

もう5月になった。蛍は沢に入り蕗を集めている。キツツキが巣穴から出入りしている。ルルのケーンという鳴き声がする。ルルの姿を目にする蛍。前足は無事だったようだ。純と雪子は令子のお見舞いに東京に行く。胆石の疝痛で入院したのだ。純を見て幸せそう…

ドラマ 北の国から (12)

動物の授業で議論となり純と正吉が侃侃諤諤になる。先生は話を少し戻して狐に餌付けする事は間違いかもしれないと言う。純は同意できないと言う。トラバサミを掛けたのは杵次だった。その事を正吉が先生に告白した。先生は黙っていなさいと言う。正吉は家に…

ドラマ 北の国から (11)

雪子は草太の共同牧場で働き始める。この事で純がつららにつきまとわれることになる。じいちゃんの悪口を言ったと正吉は純をしばきその上、雪子は五郎のあれだべと中傷した。キタキツネが又やって来た。蛍はキタキツネにルルという名前を付ける。 友人の竹…

ドラマ 北の国から (10)

純は風力発電ではテレビが見れないと気づく。不満タラタラである。大卒の雪子伯母さんが相手をしている。純は板挟みのことを洗濯バサミと言う。純のボキャブラリーはまだまだ乏しい。 天気予報によると山間部では吹雪になるという。知らない雪子は車で部品…

ドラマ 北の国から (9)

純はスキーの練習を始めた。草太の兄貴が指導してくれる。余り素質は無い様だ。正月は正吉の家へ遊びに行く。正吉と一杯やりながら噂話などする。正吉の母親の正子と面識ができる。つららが五郎のところに来て相談するが五郎は恋の話は苦手だと言う。 1月5…

ドラマ 北の国から (8)

五郎と常務らは1km離れた川からパイプを引き水を家まで送る仕掛けを作る。純と蛍も手伝っている。結局失敗だった。純は年賀状を出しに街に行く。暮れの街には人がいつもより多い。正吉と出くわして家に誘われる。酒を振舞われて面喰らうが薄めた酒だった。…

ドラマ 北の国から (7)

オープニングが吹雪の映像になっている。純と蛍は昼間は中畑家で見てもらい五郎が夜迎えに来ることになった。その間勉強することになっているが純たちはテレビに夢中になっている。 毎日の水汲みは五郎がやるようになる。純は家に電話がない事が気になりだ…

ドラマ 北の国から (6)

分校の授業では冬眠がテーマで雑談風に進行する。熊、リスなどの話題が出る。地元の子は盛り上がるが、興味のない純は居眠りしている。人間も冬眠すると笑われる。雪子が編み物を始めた。子供らは誰に編んでいるのか話し合う。まさか草太にいさんじゃないか…

ドラマ 北の国から (5)

ここでの生活はトレッキングの基礎講習のようなものだが純には到底理解できないだろう。外で火をおこすのが苦手のようだ。蛍に負けている。純は考えが少々俗っぽいようだ。五郎は知り合いも多く地元に馴染んでいるが、トラブルが持ち上がる。五郎が老人の杵…

ドラマ 北の国から (4)

雪子と子供二人は2階に寝ている。五郎は寒さ対策を純に申し渡す。予算を要求する純にお金を使わないで考えろと五郎は余裕で言う。五郎は豚舎で働いている。そこへ弁護士の本田好子が面会に来る。要件を単刀直入に言ってくる。復縁してはどうかと言う。五郎…

ドラマ 北の国から (3)

五郎は昨日の純の言葉を思い出していた。空が白み始める。時計は午前4時半を指している。8畳位の部屋で五郎は一人で寝袋で寝ていた。パテで目張りされた板の壁と灯油ランプが見える。五郎は服を着てコンロ兼ストーブに火を点ける。 富良野プリンスホテルに…

ドラマ 北の国から (2)

純と蛍は冬の準備の手伝いをさせられる。熊笹を刈ったり石を集めたりする。ハードワークに純は殺されると悲鳴をあげた。食料庫が完成した。三人は丘に登り富良野の夜景を見る。 五郎は小学校の分校に手続きに行く。女教師に何故か本校に行くように言われる…

ドラマ 北の国から (1)

東京の喫茶店で妹が離婚した姉を責める。姉の方が有責のようだ。その頃純と蛍は列車の窓から北海道の川を見て喜んでいた。三人は布部駅に到着する。遠足に行くくらいの荷物を持っている。従兄の子の草太のボロぐるまで牧場に案内される。今日はここに逗留す…

ドラマ 北の国から (1981)

全24回をいよいよ見る。今まで見なかったのはこのドラマには大きな欺瞞があるとうすうす感じていたからで、今は見る条件が整ったなと思える。まず富良野の風景はこうである。 遠くに山並みが見え大きくは無いが川も流れている。川の周りには湿地帯があり…

ふぞろいの林檎たち 最終回

左翼の集会から大量の注文が入るが三人でなんとか配達した。その中の一人に因縁をつけられたがノンポリの三人は逃げて帰る。皆んなで仲手川酒店でビールを飲んでいると母親も加わった。翌日から綾子も手伝いに入り陽子も夕方来るが健一が居ないので帰って行…