今回は戦闘場面が多く、可もなく不可もなくという印象だがチューバッカ大活躍編になっている。例によって優勢な帝国軍が反乱軍を追い詰めて行く。両軍は氷の惑星で対決することになる。帝国軍の士官は何故かドイツ人風に、反乱軍のパイロットは連合国軍風に描かれている。レイア姫とルークが主役にしては魅力に乏しく脇役のハンの方がいい味を出している。今回もファルコン号が活躍するがデザインがダニの形態を模したものになっているのは何か意味があるのだろう。
4足歩行式戦車のウォーカーが迫ってくる場面がこの映画の白眉である。シルエットがシュールで幻想的だと思う。サバイバル、戦闘の様子はやや陳腐なもので、辺境の惑星でルークがヨーダについて修行する場面も何だか取って付けた様な感じがする。ハンとレイア姫は罠にはまりダース・ベイダーに捕らえられる。ルークはフォースを用いてハンとレイア姫の危機を知り救出に向かう。
終盤にダース・ベイダーとルークの親子の初対決が用意されている。ルークは腕を切られ負けるがダース・ベイダーが父であることを告白し仲間に入る様説得する。ルークは申し出を拒絶し船外に飛び出す。だが結局ファルコン号に助けられ帝国軍の魔手から逃れている。