2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 廃市 (1984)

伊豆の踊子のような実話的な話と思って見ていたら、さにあらず、福永武彦の創作という事である。作品中で廃市と言及される柳川市の音や風景が何だか幻想的で、舞台となる旧家もこの物語にふさわしい立派なものである。これまでにない音楽の使い方、映像の佇…

映画 乱 (1985)

見終わった。大作である。まず実写で危険を顧みず頑張って撮ったのだなという印象がある。戦闘シーンで実際に落馬しているし、天守閣の炎上シーンも火の中で仲代達矢がぎりぎりの演技をしたという。だが人物のアップがなく表情も乏しいし、衣装もアイデアは…

映画 リア王 (1953)

黒澤映画『乱』を視聴中にふと思い立って『リア王』を視聴した。これは展開が急激で、端的に言って面白い作品である。殊更に悲劇的な結末も用意されている。これを見終わって(75分と短い)から『乱』の視聴に復帰したが、ストーリーとモチーフをいくつか踏…

パーサヴィアランス電動化計画 (2)

サーボモーターで四輪を回転させるところまで組み立てた。 動画https://youtu.be/eUnWhnztGQ0?si=I7MX2gJsbLxS3mCk ほぼ完成しているが、色々と問題がある。

映画 影武者 (1980)

一視聴者として時代背景やら製作者の事は考えずに観る事にした。時代劇映画の最高峰かなと一瞬思ったが、どうやらそうでは無いようだ。能のようなシンプルな舞台と短い符丁のような会話など独特の演出方法が採られている。冷徹な史実でゴリゴリ押すのではな…

松任谷正隆著 おじさんはどう生きるか (2023)

午前に二つ、午後に二つ読んでつい最近読了した。音楽家のエッセイということで團伊玖磨のパイプのけむりを想像するとちょっと違っている。個人的嗜好が多くを占めているし、主張も穏やかである。松任谷家の事情もごく僅かながら知ることができ、大変参考に…

映画 デルス・ウザーラ (1975)

映画コレクションよりもう一度見たい映画をセレクトして見ることにした。その第二回である。見たまま、感じたままを記して人生終わりである。余命宣告を受けた訳では無いが。 観た。 ハバロフスクに住んで、軍の隊長としてシベリア(沿海州)を探検し、熟練…

パーサヴィアランス電動化計画

半年以上前から夢想はしていたが、出来そうな状況になってきた。 プログラムが出来上がったのが大きい。小型のサーボモーターも入手できた。 駆動用モーターはいつもの中国製のものである。 進展したらまた報告しよう。

映画 さよなら渓谷 (2013)

この映画が芸術映画らしく見えるのは、前振り、説明が一切なく始まることと、心象風景のような薄暗い映像、センスのいい構図、創造性のあるオリジナル音楽がかぶさるといった作り手の工夫が表れているからだろう。 監督の父親が麿赤兒というのも何か暗示的で…

パーサヴィアランス方式 (2)

完成したのでテスト走行を行った。 動画https://youtu.be/frwdveQZSKk?si=sLXKSgnuDfsd2wSe この機構をパーサヴィアランスに組み込んでみたい。

ステアリング方式(3)

完成したのでテスト走行を行なった。 動画https://youtu.be/uPOsSRBj13g?si=o3oirg-FM76rAihL