紅白歌合戦
2010年になった。収録時間は4時間15分。考えてみるとNHKホールに5時間も座っている観客の体調は大丈夫なのだろうか。ぼくの手元に録画が残っているのはこの年までで、以降は録画しても消していた。まだまだ紅白らしさがあるようで大物歌手も登場している。メ…
2009年になった。司会は仲間由紀恵と中居正広、歌手も前年の出場グループが多く出ている。企画、応援に実にいろんな人が出てくるが、こうして時代を振り返って見るのには有り難い。今年は紅白をちゃんと見るので今から2024年出演者リストを眺めているが、こ…
2008年になった。司会は仲間由紀恵と中居正広、アジア音楽祭とまでは行かないが、映画、テレビ番組などいろんな要素がごちゃ混ぜになっている。若手アーチストのヒット曲、ベテランの懐メロという組み合わせでなんとか凌いでいる感じがある。でも充分楽しめ…
1988年になった。録画に失敗したのかタイムファイブからの録画しか残って無かった。ちょうど後半部分である。加山雄三、和田アキ子の司会で絵面が夜のヒットスタジオのようになっていて驚いた。でも会場はNHKホールのようだ。この方針変更は何だろうか。歌手…
1985年になった。司会は森昌子・鈴木健二、冒頭の入場行進で何故か「乾杯の歌(椿姫のではなく、ドイツ民謡)」が復活している。この頃の日本はというと洋楽がようやく下火になったように感じていた。洋楽好きの私も聴きたい音楽が無く、フィル・コリンズ、…
1983年になった。ハイビジョン収録になっている。両軍司会は黒柳徹子と鈴木健二。中森明菜登場。平均視聴率は74.2%を記録した。楽曲のクオリティもなかなかいい。 1 岩崎宏美 家路 2 西城秀樹 ギャランドゥ 3 柏原芳恵 春なのに 4 野口五郎 19:00の街 5 河合…
1981年になった。司会者に黒柳徹子が登場しているが、ちょうどザ・ベストテンが高視聴率を誇っていた頃である。司会の手際はまるでザ・ベストテンを観ているようである。近藤真彦、田原俊彦が登場し歌声を披露した。本格的歌手の間に入ると技術的にどうかと…
1979年になった。会場はNHKホールである。日本のポップスが百花繚乱の様を呈している。歌謡曲もまだ健在である。 1 石野真子 ジュリーがライバル 2 郷ひろみ マイレディー 3 榊原郁恵 ラブジャックサマー 4 渥美二郎 夢追い酒 5 太田裕美 シングル・ガール 6…
1972年といばビートルズの解散から2年後である。日本では1968年ごろがグループサウンズの最盛期だったが、長髪ということでブルーコメッツ以外は出場できなかったという。二十世紀の音楽家の夢といえば『ビートルズのような楽曲を作る』があると思うが、どう…
有り難いことについ最近1971年紅白歌合戦のリマスター版が放映された。冒頭ちょっと筒美京平無双の感じがしたが、作曲家も歌手も多士済々であり、前半の一時間半があっという間に過ぎ去った。 後半も圧倒的な歌唱力、明確なメロディが印象的で、台頭しつつあ…
1965年といえばビートルズがヘルプ!を発表した頃である。洋楽では日本語に訳詞したものがテレビで流れたり、シングルで発売されていた。この回でも中尾ミエ 夢見るシャンソン人形が登場している。この思い出の紅白歌合戦という番組は抜粋であり、以下の曲が…
BSで録画しておいた『思い出の紅白歌合戦』を余裕ができたので視聴する。この回は録画が現存する最古のものだという。いくつかの曲についてコメントする。 1963年の日本の洋楽シーンは洋画の影響が強いというか、洋楽ポップスやビートルズはこの後に台頭して…