映画コレクションよりもう一度見たい映画をセレクトして見ることにした。その第二回である。見たまま、感じたままを記して人生終わりである。余命宣告を受けた訳では無いが。
観た。
ハバロフスクに住んで、軍の隊長としてシベリア(沿海州)を探検し、熟練した猟師と行動を共にする。その体験を書物に残したのが、アルセーニエフ著『デルスウ・ウザーラ 沿海州探検行』で日本では平凡社東洋文庫に収載されている。映画はもう観た後だったので、これを市の図書館で見つけた時は軽い衝撃を受けた。
これを映画化するという偉業を成し遂げたのが黒澤明監督である。2008年頃NHKは黒澤明監督全30作一挙放映というのをやってのけたが、思うにその頃がNHKの全盛期だったのだろう。時代は変わった。