2016-03-31から1日間の記事一覧

島木健作 赤蛙 (1948)

青空文庫で読んでみると冒頭の修善寺の旅館での不当な扱いに作者が憤慨するくだりが明晰な文章で心に迫ってくる。さらに福島の温泉でのハラワタが煮えくりかえる様な経験にも言及している。昔教科書で読んだときの読後感にはそういう印象が無かった。いろい…

映画 colors (2006)

柿本ケンサク監督の長編もの。各所で現われる音楽と映像のセンスには優れたものがある。 ストーリーは賛否両論がある。まあこれは変わったテイストの独創的な映画と言って良いと思う。 カラーで区分けされた個室に入っているのは病気の若者や死刑囚、主婦、…

脳内フローラ

単なる一例だが音楽30%、理系40%、文系20%、スピリチュアル0%、ゲーム10%で行くと人生が安定するかも知れない。音楽が良いのは幼少時に親しんでおくと一生楽しめるし何より脳を活性化する働きがある。優れた音楽を聴くと耳を介して脳内のある部分の血…