映画 渚にて (1959)

SFの名作「渚にて」が映画化されているので鑑賞した。原作の主要なエピソードは網羅されている感じだが一部繋ぎ合わせて簡略化されているところもある。タワーズ艦長(グレゴリー・ペック)とモイラ(エヴァ・ガードナー)のラブストーリー仕立てになっており小説とは若干違っている。見ものだったのは無人の通信トリックとオーストラリアGPのシーンだが無難に再現されていた。いよいよ終末の時がやってくるとメルボルン市民は静かに服毒自殺し、タワーズ艦長は原子力潜水艦で 祖国へ帰っていった。