2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

パワーアンプ II (8)

残りのワイヤリングを行った。 電圧の生成を確認する。 保護回路の出力電圧も確認する。 基板は抵抗値とTRとCの耐圧を考慮して部品交換した。アイドリング、オフセットとも安定している。 側板を立てても今回は問題はない。 測定は後回しにして音楽を聴いて…

パワーアンプ II (7)

電源ユニットが到着した。 5mmのビスで取り付ける。 電源トラブルは怖いので絶対抜けないように配線する。 全機点灯した。 今日はここまで。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (3)

毎日少しづつ進めている。この辺まで来た。 いわゆる無帰還直流メカの段階だが不安定になっている。K30の袋が見当たらないのでK117を初段に使ったせいなのか。探してみるとK246が10個あったので選別して使用する。 これはどう見てもK30と同じである。 長年取…

東洋文庫 長安の春 (1920)

著者の石田幹之助博士は大正五年に東京帝国大学を卒業した東洋史学専攻の俊英でモリソン文庫(後の東洋文庫)創設の中心人物である。本書は小論考集ではあるが大変内容の濃いものとなっている。 『長安の春』は唐の都長安が華やかなりし頃、そこに集う人々と…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (2)

暫定的な回路図と基板図を示す。 少しづつ前へ進めて行く。 ソニーの石を使ったBー2といったものを想定している。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (1)

パワーアンプ II では各種SITアンプを作ることを計画している。第二基板はSONYのK60、J18パラプッシュプルパワーアンプになる。基板製作を開始した。 パラプッシュプルなので選別から行う。このような方法で行った。

パワーアンプ II (6)

電源ユニットが届くまでもう少し進めておく。紙に作図したものを合わせてみる。これで良さそうだ。 線材はAWG18のものを使う。 いつも通りトリコロールから始める。 このようになる。とてもシンプルだ。

パワーアンプ II (5)

全部やろうとすると目が回るので、今日はここまで作業した 底板にネジが見えるように穴を開ける。これにより側板がすぐ外せるようになる。 いよいよネジ切り 案外簡単にできた。 全部の穴あけが終了。保護回路は背面パネルに配置した。 電源はこれから注文す…

パワーアンプ II (4)

ケースを組み立てるとこの様な大きさになった。 スイッチング電源は6個入れる予定だが、8個入れるような状況も想定しておく。そう考えるとかなり余裕がある。

東洋文庫 今昔物語集2 (12世紀?)

読んで行くと立山の地獄のこととか、道成寺伝説がでてきて興味深いが、要約では面白みがないので一話だけそのまま紹介する。 《天王寺、八講のために法隆寺において太子の疏を写す語第十一 今は昔、天王寺の別当の定基が僧都になって、御堂関白(藤原道長)…

パワーアンプ II (3)

注文したケースが届いた。タカチ電機工業のHYー149ー43ー33BBである。 ケース加工は辛い労働だが、休日に一頑張りするのか、日々コツコツやって行くのか、まあどちらかになるだろう。 一方、基板の方はほぼ出来上がっている。 回路図と基板図はこうなってい…

パワーアンプ I 第一基板 (2)

調整後メインシステムに組み込んで聴いている。安定度は非常に高い。 回路図と基板図を示す。

パワーアンプ I 第一基板 (1)

連休マターとして第一基板を完成させるというのがある。なんとか間に合った。 止め方がわからない寄生発振、電源のプラス側が落ちてくるなどのトラブルで困難を極めたが休日一日でなんとかなった。これを聴きつつパワーアンプ II を作ってゆく。

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (7)

連休の目標は100Wアンプを完成させて自由自在に音楽を楽しむことであるから、現在のアンプにフィルターコンデンサーとDCオフセット検出回路を追加しアンプを完成させた。 開けたところ。フィルターコンデンサーは1000μ x 5 にVx 2.2μをパラにし、MOS FET は…

パワーアンプ II (2)

過電流検出は実際のテストが難しいので検出端子を接地して動作を見た。 LEDが点灯したところ。出力電圧が変化している。 今回はDCオフセット検出回路も搭載する。±0.6V以上で動作するので乾電池を使って確かめる。 LEDが点灯したところ。 回路と基板図 今回…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (6)

イコライザーをNutubeのものに替えてアナログディスクを聴いている。金田式を参考にしたものを修行僧の味わいとすると、こちらは砂糖菓子のような口当たりになっている。 天から降りてきたようなプリアンプを聴き、東洋文庫を読む。ちょっと自適の境地に近づ…

東洋文庫 昔夢会筆記 ー徳川慶喜公回相談ー(1915)

本書は元幕臣だった渋沢栄一が企劃編纂した徳川慶喜公の詳細で完璧な伝記資料のようである。目次を見るだけでこんなことが当事者の証言で記述されているのかと驚かされる。 さて内容を見て行こう。 《烈公の御教訓の事 烈公尊王の志厚く、毎年正月元旦には、…

パワーアンプ II (1)

これは連休マターではなくて長期のものになる。K180アンプを作ってみて見えてきたのはより大きなケースに6個の電源を入れれば100Wに近づけるのではという可能性である。シャーシ、電源合わせただけで5万円くらいになるので3ヶ月後くらいを目標に進めて行く。…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (5)

これは100W出るし音もいいのでメインシステムで活躍してもらう。連休中はイコライザーを替えてアナログディスクを聴いてみよう。今載せているのは金田式を参考にした無帰還イコライザーアンプである。

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (4)

やっとの事で完成。調整後メインシステムへ。 この電源で100Wアンプができることが証明できた。なかなか精密で揺るぎない音がする。パワー・アンプ6部作が早くもできてしまったが、第1基板の石の交換がまだとなっているのでなんとかしたい。

間口を広げると真理っぽいものは消滅する

間口を広げると真理っぽいものは消滅する。要するにカオスである。こういう現象を逆手にとると、わざと間口を狭めることによって真理っぽいものが復活してくるのが手応えとして感じられるようになる。 これとは別に著述において書いた瞬間に嘘になる現象があ…

東洋文庫 ヴェトナム亡国史(1905)

歴史の一場面を紹介する。 《客はまたこうも言った。 「過ぎたことを申しても仕方がありません。ーーただ、もしフランス人が人民の知識をひろめ民力を養うことに努め、わがヴェトナムのために、積年にわたって腐敗した政治や教育を一掃し、国民が自ら気力を…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (3)

いよいよ本体の±48Vの電源に接続して出力を測定する。終段は選別しパラにしてある。一石あたり70mA以上流すとクロスオーバー歪が激減する。 どうやら100W出たようである。 回路はこのようになっている。 このアンプの場合はミューティング回路は不要のようだ…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (2)

淡々と進んで行くと終段電流とそのバランスを手動で調節できるところまで来る。出力はショートしてあるのでオフセットはゼロである。この状態は無帰還直流メカと言えるかもしれない。 ここから先に進めるとは限らない。クローズドループを作りNFBをかけて挙…

J48パラプッシュプル パワー・アンプ (1)

これも個人的な理由から以前から作ってみようと思っていたアンプである。音は期待できる気がする。 この辺まで進んだ。