奥さん連中は口性がなく町内会の会費のことで有る事無い事言いふらしとうとう民子が悪者にされた。出版社が潰れて失業中の平一郎(佐田啓二)は翻訳の仕事をもらったり子供に英語を教えて糊口をしのいでいる。平一郎は雰囲気がなんだか暗くあまりホームドラマ向きでない。OLの節子と親しくしているが仲はあまり進展しない。
隣同士の福沢(東野英治郎)と敬太郎(笠智衆)がおでん屋で偶然会い一緒に酒を飲む。福沢は定年の愚痴をこぼす。その後福沢は家電セールスマンになりナショナルのテレビを敬太郎に売り付ける事に成功し何だかハッピーエンドで終わる。
全体が社会派風の雰囲気の上、下ネタ風のギャグが所々に登場するという奇妙な映画だ。