パワーアンプのトラブルの概要を書くと、例えばこのような回路と基板で出力の低下と歪みの増加が出現するのである。
C2240の時のパワーアンプの特性はこのようになる。
前作の Dualgate MOS 電圧増幅段MOS FETパワーアンプの特性を見ると、
となるのでどこかに問題があると思われる。気になるのは電源オフでも測定信号が通る現象がある事だ。この現象はパワーFETを繋いだ時に現れる。目視と実験を繰り返しても原因特定には至らなかったので、これはプリアンプ専用にしてパワー用にもう一つ基板を作ることにする。